研究課題/領域番号 |
11J00527
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
太田 悠造 広島大学, 大学院生物圏科学研究科, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2013年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2012年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2011年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 外部寄生虫 / ワラジムシ類 / 分類学的再検討 / 種同定 / 魚病 / 形態の対応 / 等脚類 / ウミクワガタ / 幼生形態 / 分類 / タイプ標本 / 外部寄生 / 硬骨魚類 / 軟骨魚類 |
研究概要 |
<研究の背景> 魚類の外部寄生虫として知られる甲殻類の中には、水産重要種の蜷死を引き起こす種が含まれる。しかし、それらの分類学的な研究は不十分であることが多く、問題が生じた際の対処の妨げになる。魚類寄生性のワラジムシ目甲殻類ヨに属する、ウミクワガタ科の幼生は、幼生のみで同定することが不可能な揚合が多く、これらの成体を得なければ、同定や分類を行なうことができない。そこで、本研究では、幼生形態のみで種同定が可能となるように、同定のための形質を探し、ウミクワガタ類幼生の種同定方法を確立することを目的とした。 <平成25年度における研究成果> ・日本産ウミクワガタ類の分類学的再検討 日本沿岸で特に優占して見つかるウミクワガタ類の数種は、1つの種に多くの学名が当てられていた。幼生形態の精査に先立ち、これらを整理・再記載し、論文を出版した(Ota, 2013)。 ・幼生形態における種同定の試み/ウミクワガタ相の調査 前年度では、4種のウミクワガタ類幼生の形態を精査、比較した。これに加え、南西諸島の宮古島で、淡水域に出現するウミクワガタ類幼生が新たに見つかった。各令期の形態を精査し、その出現状況と形態の精査、分子系統解析を行った。その成果を第51回日本甲殻類学会で発表した。現在これに関する論文を執筆中である。
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今後の研究の推進方策 |
(抄録なし)
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