研究課題/領域番号 |
11J00650
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
PEREZRIOBO Andres (2012) 立命館大学, 衣笠総合研究機構, 特別研究員(DC2)
ペレス・リオボ アンドレス (2011) 立命館大学, 文学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2012年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2011年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | キリシタン / マニラ / キリスト教 / キリシタン迫害 / 非人 / 近世初期日比関係 / ルソン壺 |
研究概要 |
(1)本研究は近世日本思想とキリスト教思想の課題として、16・17世紀におけるキリスト教の日本への受容と後のかくれキリシタンの様子を背景として、キリシタンの風俗習慣、および思想が宣教の最初期から日本の風俗習慣と思想と混合していたことを実証し、キリシタンとかくれキリシタンの思想的・宗教的な区別を排除するこを目的とした。さらに、キリシタン思想を新たに日本思想中に位置づけ、徳川初期の思想形成に与えた、与えられた影響を日本思想とヨーロッパ思想の対立という枠組みを越えて、思想の流動的なパースペクティブしようとする。 (2)さらに、近世日本におけるキリシタンの研究に止まらず、マニラの交易圏を可能にした日本・中国・スペイン・ポルトガルの国家・文化・政治経済をそれぞれ分析し、マニラでの活動を計ることと、キリスト教の伝播基地であったマニラで、宗教がどのような影響を外交や交易に与えたかを解明すること、または自他認識においてどのような役目を果たしたかを説明するこというテーマに取り組み、その成果を論文作成、学会報告、国際シンポジウムなどを通じて発表しました。近世日本キリシタンを研究することはマニラへ目を向ける契機となった。既往の研究において、「マカオ・ポルトガル人・イエズス会」を通して十六・十七世紀の日本キリスト教の歴史が語られたが、「マニラ・スペイン人・托鉢修道会」の影響力は過少評価された。私は先行研究の不足を強く感じ、マニラに焦点を当てた。
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