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体細胞分裂期におけるASKファミリーの活性化機構および生理学的意義の解明

研究課題

研究課題/領域番号 11J09074
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 生物系薬学
研究機関東京大学

研究代表者

清水 裕  東京大学, 大学院・薬学系研究科, 特別研究員(DC1)

研究期間 (年度) 2011 – 2012
研究課題ステータス 採択後辞退 (2012年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2012年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2011年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードASK / 細胞周期 / 細胞分裂
研究概要

研究代表者はASKファミリーが細胞分裂期に活性化し、さらに活性化型のASKファミリー分子が中心体に局在することを初めて見出した。これは、ASKファミリーが他の細胞周期調節分子同様、時空間特異的な調節機構を受けていることを意味する。このことからASKファミリーは細胞分裂での細胞周期制御に関与する可能性が示唆されていた。
しかし、どのような分子メカニズムによってASKファミリーの活性化が引き起こされるのか、その活性化がどのような生理的な意義を担っているのかは未知である。本研究の目的は分裂期におけるASKファミリーの活性制御因子の同定を行うこと、並びにASKファミリーの分裂期における役割を解明することである。
本研究では、ヒト由来の細胞株であるHeLa細胞に対するRNA干渉法を用い、ASKファミリーのノックダウンを行い、細胞周期進行や細胞分裂における表現型を観察した。その結果、ノックダウンによって細胞分裂に分裂が阻害されるような大きな欠陥は見られなかった。細胞周期の進行に関しては、ノックダウンにより分裂期への進行が減弱する傾向が得られており、分裂期への進行にASKが関わっていることが示唆された。加えて、活性制御因子を同定するためのスクリーニング系の構築を行なっているが、染色条件が安定せず、未だ確実に行える条件を見いだせてはいない。
さらに、活性化型のASKファミリーは分裂期周期には娘細胞間の構造体にも局在することを見出した。

報告書

(2件)
  • 2012 実績報告書
  • 2011 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012 2011

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] ASK3 responds to osmotic stress and regulates blood pressure by suppressing WNK1-SPAK/OSR1 signaling in the kidney.2012

    • 著者名/発表者名
      Naguro I., et al.
    • 雑誌名

      Nature Communications

      巻: 3 号: 1 ページ: 1285-1285

    • DOI

      10.1038/ncomms2283

    • 関連する報告書
      2012 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] Activation of ASK family proteins in mitosis2011

    • 著者名/発表者名
      Yutaka Shimizu
    • 学会等名
      13^<th> International TNF Conference
    • 発表場所
      兵庫県淡路島
    • 年月日
      2011-05-16
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書

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公開日: 2011-12-12   更新日: 2024-03-26  

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