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指点字の理解機構と聴覚障害児の抑揚概念獲得支援方式の研究

研究課題

研究課題/領域番号 12011203
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関千葉大学

研究代表者

市川 熹  千葉大学, 自然科学研究科, 教授 (80241933)

研究分担者 堀内 靖雄  千葉大学, 自然科学研究科, 助手 (30272347)
研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード盲ろう者 / コミュニケーション支援 / 指点字 / 抑揚 / 指点字合成規則 / 指点字文字放送受信機
研究概要

視聴覚重複障害者はコミュニケーション手段として音声や手話を用いることが出来ない。一方、点字の出来る聴覚障害者の中には、指点字によって実時間で対話などのコミュニケーションを可能にしている方々がおられる。
本研究では、
・指点字による実時間対話のコミュニケーションを可能にしているメカニズムの解明と、
・聴覚障害児がイントネーションやアクセントなどの概念を獲得するための支援手段の実現可能性を検討、
・指点字を用いた新しいコミュニケーション手段の可能性の検討、
をその目的とした。
具体的には、
(1)指点字の抑揚情報(仮称)を抽出する手法を検討し、その情報から文構造などを推定する手法の検討を行った。
(2)指点字出力手段の改良を行った。
(3)指点字合成規則を開発した。
(4)指点字電話や、指点字文字放送受信機、新速記手段、対話音声理解システムなどの実現の可能性を検討し、指点字文字放送受信機の試作を行い全国盲ろう者大会に参考展示した。
以上

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Manabi Miyagi,Akira Ichikawa, et al.: ""Prosody Rule for Time Structure of Finger Braille","RIAO'2000. 862-869 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 藤森裕司,宮城愛美,市川熹,堀内靖雄: ""指点字の時間構造の分析と豪勢規則の件等"、"通信学会福祉情報工学研究会. WIT00-6. 29-35 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 市川熹: ""対話のことばと障害者""働く広場、労働省・日本障害者雇用促進協会、. No.275. 2-3 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 藤森裕司,堀内靖雄,市川熹: ""指点字を用いた文字放送受信機の試作""通信学会福祉情報工学研究会. WIT00-17. 31-36 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 市川熹,和田博,内山幹男: ""指点字システム""国際特許 PCT出願. (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Yasuo Horiuchi,Akira Ichikawa.: ""Teletext Receiver By Finger Braille For Deaf Blind""16^<th> CSUN,. (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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