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膵ラ氏島ESTのSNPsカタログ化-ハプロタイプ構築による糖尿病の連鎖不平等マッピングを目指して-

研究課題

研究課題/領域番号 12024203
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関東京大学

研究代表者

井ノ上 逸朗  東京大学, 医科学研究所, 客員助教授 (00192500)

研究分担者 戸村 秀明  群馬大学, 生体調節研究所, 助手 (70217553)
研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2000年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワード連鎖解析 / Common Disease / ポジショナルクローニング / 候補遺伝子 / SNP
研究概要

この数年で、ゲノム全域での連鎖解析により、さまざまなCommon Diseaseの責任遺伝子座が相次いでマッピングされてきている。しかしながら責任遺伝子同定まではまだまだ遠い道のりである。糖尿病において、NIDDM1の存在が最近報告されたのみである。またNIDDM1は日本人の糖尿病には寄与していないので、人種差もあり今後の研究が求められる。おそらく遺伝要因の弱さがすべての解析段階で邪魔をしているのであろう。本研究では罹患同胞対連鎖解析によりマッピングされた染色体領域(20センチモルガン)からの遺伝子座の限局化法(数センチモルガン)を独自に開発し、Common Diseaseの感受性遺伝子への直接的なアプローチの手立てとする。限局化の目的にSNPを組み合わせたハプロタイプ解析による連鎖不平衡マッピングが期待されている。しかしながらSNPが開発途上であるので、現時点でSNPをもちいたマッピング法には限界がある。一方、ヒトゲノム計画により、ゲノムの塩基配列は簡単に得ることができるようになった。塩基配列からマイクロサテライトがマーカーとして同定できる。今回、マイクロサテライトによる患者・対照関連解析をおこない、疾患遺伝子へのアプローチを試みた。この方法はゲノム配列情報があれば、候補遺伝子に頼らず系統的にマッピングできる方法である。さらにはSNPとの組み合わせでさらに確実かつ詳細なマッピングが可能となり、原因遺伝子の同定、ポジショナルクローニングも現実のものとなるであろう。ゲノム情報が蓄積されるに伴い加速度的に解析速度が増し、今後の疾患遺伝子解析法の主流となる可能性が期待される。本研究では糖尿病について、候補遺伝子でのSNP解析による遺伝子座のマッピングをおこなった。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Maeda,S: "Functional impact of human collagen α2(XI) gene polymorphism in pathogenesis of ossification of the posterior longitudinal ligament of the spine."J.Bone.Miner.Res.. (In press). (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Yabe,I: "Predisposing chromosome of spinocerebellar ataxia type 6(SCA6) in Japanese."J.Med.Genet.. (In press). (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Nishigori,H: "Mutations in the small heterodimer partner gene are associated with mild obesity in Japan."Proc.Natl.Acad.Sci.USA. 98. 575-580 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Maeda,S: "Gender-specific haplotype association of collagen α2(XI) gene in ossification of the posterior longitudinal ligament of the spine."J.Hum.Genet.. 46. 1-4 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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