研究課題/領域番号 |
12024216
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
河内 孝之 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助教授 (40202056)
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研究分担者 |
竹村 美保 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助手 (20273857)
横田 明穂 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (40118005)
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研究期間 (年度) |
2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | シロイヌナズナ / アラビドプシス / 茎頂 / 分裂組織 / 遺伝子発現 |
研究概要 |
我々はアラビドプシス花序茎頂で発現する遺伝子に注目して系統的な機能解析を進めてることにより、分裂組織での遺伝子による細胞の増殖分化の制御ネットワークを理解することを目指している。これまでに、アラビドプシスの花序分裂組織を含む茎頂組織から調製した均一化cDNAライブラリーを使用したディファレンシャルハイブリダーゼーションにより発現する遺伝子を発現の特異性と発現レベルに基づいて分類した。低い発現レベルでかつ茎頂特異的に発現すると期待されている遺伝子については、ゲノム解析の進行に伴い、様々な生物種の機能未知遺伝子と相同性を示すことが極めて多くなったが、機能予測が困難なものであった。このことから実験による実証的な機能解析が重要であることが改めて認識された。そこで、発現パターン解析が重要と考え、cDNAマイクロアレイを検討した。スライドグラスに約1200スポットを固定したテストアレイと6000のクローンを固定した高密度アレイを作成した。また、テストアレイを用いて、組織特異性およびストレス誘導性遺伝子を探索した結果、既知の遺伝子に加え、機能未知の遺伝子の発現変動を同定できた。RNAを単離する条件を更に詳細に設定することにより、生長の全体像を描く遺伝子発現プロフィーリングを更に進めている。一方、系統的突然変異体の選抜のために、遺伝子破壊系統のスクリーニングし、破壊系統を同定した。現在、順次機能解析を進めている。
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