研究課題/領域番号 |
12036222
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
池原 進 関西医科大学, 医学部, 教授 (90108986)
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研究分担者 |
足立 靖 関西医科大学, 医学部, 講師 (10268336)
安水 良知 関西医科大学, 医学部, 助教授 (00142753)
稲葉 宗夫 関西医科大学, 医学部, 助教授 (70115947)
土岐 純子 関西医科大学, 医学部, 講師 (40077681)
杉浦 喜久弥 関西医科大学, 医学部, 講師 (30171143)
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研究期間 (年度) |
2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2000年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | 多能性造血幹細胞 / ストローマ細胞 / 主要組織適合抗原複合体 / 骨髄移植 / サイトカイン |
研究概要 |
多能性造血幹細胞(Pluripotent hemopoietic stem cells:P-HSCs)とストローマ細胞(Mesenchymal stem cells:MSC)間の主要組織適合抗原複合体(Major histocompatibility complex:MHC)拘束性を解析し、次のような結果が得られた。 1)P-HSCとMSC間のMHC拘束性を解析する新しいin vitroの系を確立した。 2)Cobblestone colonies(CC)数は両者間のMHC不一致の場合ではMHC一致の場合の30%〜50%であった。 3)MHC Class I分子(マウスではH-2K,D,L)を発現していないβ2-microglobulin knock outマウスのHSC又はMSCではMHCの一致、不一致に関係なく、少量のCCしか形成されなかった。 4)HSCのMHC Class Iに対する抗体でHSCを前処理してから共培養するとCCの数が著明に減少した。 5)MSCのClass Iに対する抗体でMSCを前処理してから共培養するとCCの数が著明に亢進した。 6)この際、SCF,FIt3-L,bFGF,IL-6の発現がMSCで亢進していた(Stem Cells 19:46-58,2001)。 以上のin vitroの事実に基づいて、chimeric-resistantなBMTの系ではdonorのMSCをP-HSCと同時に移植する必要があることが判明し、効率良く両者を移植するための骨髄内骨髄細胞移植(BMT via intra-bone marrow injection:"IBM-BMT")の方法を開発した(Blood in press and Stem Cells 18:453-456,2000)。
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