研究課題/領域番号 |
12039201
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
津曲 敏郎 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (80113588)
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研究分担者 |
風間 伸次郎 東京外国語大学, 外国語学部, 助教授 (50243374)
池上 二良 北海道大学, 名誉教授 (10000522)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
9,400千円 (直接経費: 9,400千円)
2002年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2001年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2000年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | 中国東北部 / ロシア極東 / ツングース諸語 / 危機言語 |
研究概要 |
1.実地調査による資料収集と確認:最終年度にあたり、現地調査では成果刊行のための確認作業を中心に行った。代表者の津曲はロシア沿海州でウデヘ語調査を行ういっぽう、中国各地の少数民族言語の状況確認のため、大学院生3名(北海道大学大学院 山越康裕、山田敦士、牧仁)を現地に派遣した。これら協力者は代表者の事前指導のもと、緊密な連絡を保ちながらそれぞれの調査地域で資料収集にあたった。分担者の風間はロシア極東でナーナイ語、エウェン語、中国東北部でヘジェン語を中心に調査し、資料収集と刊行に必要な確認作業を行った。 2.現地語教育への協力:池上は以前から、サハリンのウイルタ語教科書作成に指導的な立場でかかわっているが、現地協力者のウイルタ語話者を札幌に招聘し、共同作業によって、教科書完成に向けての最終的調整を行った。いっぽう津曲は、ウデヘ語の自伝テキストについて話者との検討作業を行うとともに、現地の学校で利用可能な形での読本刊行の作業を進めた。年度末には刊行された読本を持って再度現地を訪れ、成果の還元と報告を行う予定である。 3.資料の整理と刊行:津曲はウデヘ語の自伝テキストについて、原文テキストの整理・分析作業を進め、音声CDを付して刊行した。あわせて現地語教育用の読本版も作成した。またロシア人研究協力者が収集・所蔵するネギダール語民話テキストの整理・刊行の作業を行った。風間はナーナイ語、ネギダール語、ウルチャ語について、民話テキスト等をいずれも音声CD付きで刊行した。
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