研究課題/領域番号 |
12039206
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
中川 裕 千葉大学, 文学部, 教授 (50172276)
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研究分担者 |
金子 亨 千葉大学, 名誉教授 (20008949)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
10,700千円 (直接経費: 10,700千円)
2002年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2001年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2000年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | 危機言語 / ニヴフ / 語彙記述 / 口承文芸テキスト / 音声資料 / 映像資料 |
研究概要 |
本年度、研究協力者である丹菊逸治(千葉大学社会文化科学研究科)、北原次郎太(同)、田村将人(同)は、平成14年9月9日から9月19日にかけて、ロシア共和国サハリン州において現地調査を行った。まずユジノサハリンスク市のサハリン州郷土博物館において、同博物館所蔵のニヴフ語関係資料の調査を行った。またノグリキ市に赴き、これまで収録したニヴフ語資料の不明部分の再調査を行った。また、平成15年1月27日から31日にかけて、研究代表者の中川裕、研究協力者の丹菊逸治、同じく研究協力者のチューネル・タクサミによって、網走市の道立北方博物館において、故服部健氏のニヴフ語に関するフィールドノート類、および録音資料の調査を行った。 また、本年度はこれまでの調査資料を整理し、以下のような報告書を成果として刊行した。 ☆白石英才、ガリーナ・ローク編、中川裕序文『ニヴフ語音声資料1-V.アキリャーク=イヴァノーヴナの民話-』(「環太平洋の言語」報告集2002 A2-15:CD付) ☆マリア・ニコラーエヴナ・プフタ著、ガリーナ・ローク、金子亨編『ロシア語-ニヴフ語会話帳及びニヴフ語-ロシア語会話帳』(「環太平洋の言語」報告集2002 A2-17) 論文としては次の1点を公刊した。 ☆丹菊逸治「ニヴフ語の魚名と漁労語彙(1)」津曲敏郎編『環北太平洋の言語』8号(「環太平洋の言語」報告集2002 A2-12) また、次の二つの報告書も刊行予定である。 ☆白石英才、ガリーナ・ローク編、中川裕序文『ニヴフ語音声資料2-アムール方言の民話と歌謡-』(CD付) ☆丹菊逸治著、中川裕、チューネル・タクサミ監修『ニヴフ語サハリン方言基礎語彙集』(CD付)
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