研究課題/領域番号 |
12040106
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
壇辻 正剛 京都大学, 学術情報メディアセンター, 教授 (10188469)
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研究分担者 |
有木 康雄 龍谷大学, 理工学部, 教授 (10135519)
清水 政明 京都大学, 学術情報メディアセンター, 助手 (10314262)
河原 達也 京都大学, 情報学研究科, 助教授 (00234104)
浦井 康男 北海道大学, 文学研究科, 教授 (70115294)
清水 克正 名古屋学院大学, 外国語学部, 教授 (10083792)
木南 敦 京都大学, 法学研究科, 教授 (30144314)
豊田 昌倫 関西外国語大学, 外国語学部, 教授 (30029681)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
88,400千円 (直接経費: 88,400千円)
2002年度: 29,700千円 (直接経費: 29,700千円)
2001年度: 29,700千円 (直接経費: 29,700千円)
2000年度: 29,000千円 (直接経費: 29,000千円)
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キーワード | CALLシステム / CALL教材 / コンテンツ開発 / 音声自動評価 / マルチリンガルCALL / マルチメディアCALL / CALL-CD-ROM教材 / CALL / マルチメディア教材 / 発音データベース / 教材評価 / 英語CALL教材 / ドイツ語CALL教材 / 中国語CALL教材 / ロシア語CALL教材 / マルチメデーィア / CAI / 語学教育 / データベース |
研究概要 |
これまで推進してきた研究活動の成果が結実し、マルチメディアCALLシステム及びCALL教材の開発研究が大幅に進展した。研究活動の柱となる中心的な課題の第一点は、学習者の入力音声をコンピュータが自動解析し、学習者の外国語発音を分析・評価し矯正を試みるシステムの開発であった。学習者の発音をどのように自動的に評価するのかという点に焦点を当てて研究を推進した。また、CALL教材作成に利用可能なマルチメディア・コンテンツの開発を推進した。京都の時代祭や葵祭に題材を採り、日本の文化や歴史・伝統等に関して発信のできるコミュニケーション能力の養成を目指したマルチメディア英語CALL教材の開発を行ってきたが、さらに九州の熊本に題材を求めたコンテンツ開発も行った。また、英語CALL教材の開発だけでなくマルチリンガルなCALL教材の開発も推進した。ドイツ語CALL教材ではマルチメディアの特性を活用してドイツの地誌・文化に関する情報を伝える教材が開発された。ベトナム語では発音と会話に重点を置いたマルチメディアCALL教材が開発された。留学生用日本語CALL教材の開発も積極的に進められた。ロシア語の強勢アクセントに当たる力点の学習のためのCALL教材の開発も推進された。CALL教材開発の基礎となる学習者の音声データベースの構築も多方面からの検討が可能になった。また、マルチメディアコンテンツの開発で重要な問題となる著作権や肖像権の問題にも、様々な角度から検討が加えられた。さらに、研究成果の一部であるマルチメディアCALL-CD-ROM教材の希望者への無償配布も実行に移され、研究成果の社会への還元も可能になった。
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