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社会学・文化人類学におけるフィールドワーク教育のためのマルチメディア教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 12040108
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関中央大学

研究代表者

山中 速人  中央大学, 文学部, 教授 (80191360)

研究分担者 山田 晴通  東京経済大学, コミュニケーション学部, 助教授 (40191324)
園田 茂人  中央大学, 文学部, 教授 (10206683)
山本 真鳥  法政大学, 経済学部, 教授 (20174815)
研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2000年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードフィールドワーク / マルチメディア / 社会学教育 / 文化人類学教育 / メディアミックス / 大学教科書 / 教材開発 / 社会調査
研究概要

フィールドワークの教育にあたっては、フィールドワークが野外調査をもっぱらとし、言葉だけでは再現できないリアルな現場を調査対象とするため、現場から離れた教室的環境での講義や演習には、事例の提示や技法の紹介などで多くの困難が存在してきた。
本研究は、マルチメディアを活用し、現場から離れた教室環境においても、リアリティのある現場の映像や音声情報を学生にインタラクティブに提示することによって、これまで教室講義では果たせなかったフィールドワーク教育のための新しい教育方法の開発を行った。
本研究で開発した教材は、1.初学者(学部教育レベル)を対象とし、2.フィールドワークのための基本的な知識と技能の習得をめざし、3.マルチメディアされた素材(映像・音声・文字)によって現場の事例を擬似的現実として提示しながら、4.ステップを踏んでインタラクティブに学習を行うものである。教材の媒体は、教室講義のための補助的教材を想定し、CD-ROMとした。
その後、さらに、たんに補助教材の制作だけでなく、それとメディアミックスする印刷教材と組み合わせて使用するよう教材の内容が練り上げられた。
執筆者として、研究分担者を中心に7人の社会学・文化人類学者が1章づつを担当し、印刷教材の内容に対応する著者自身のフィールドワークの現場と調査経験を写真、映像、文字によって再現した。
これらの研究成果をもとにして、CD-ROMが添付された大学教科書を出版する契約が出版社との間で交わされ、CD-ROM付きの教科書が2001年度秋に出版の予定である。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 山中速人: "フィールドワーク教育をめぐる動向と課題-技法教育へのマルチメディア利用に向けて"『紀要』(中央大学文学部社会学科). 11号. 1-49 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 山中速人,山本真鳥,園田茂人: "マルチメディアで学ぶフィールドワーク"株式会社有斐閣. 170 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2018-03-28  

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