• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

人文・社会科学系教育におけるインターネットGISの活用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12040203
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関筑波大学

研究代表者

村山 祐司  筑波大学, 地球科学系, 助教授 (30182140)

研究分担者 森本 健弘  筑波大学, 地球科学系, 講師 (20282303)
研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2000年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードインターネット / 教育 / GIS / 人文・社会 / Web GIS / 地理学 / 人文地理学
研究概要

現在,大学院生に限らず学部学生でも,実験実習や卒論にGISを手軽に活用できる環境が整いつつある.しかし残念ながら,GISを導入し利用する際に手引きとなるテキストやマニュアルは体系的な整備が進んでおらず,人文・社会系教育におけるGISの効果的な利用法についてもいぜん模索段階にとどまっているのが現状である.このような状況を踏まえ,本研究では大学の人文・社会系教育におけるGISの活用,とくにインターネットGISの有効性を検討した.
インターネットGISの構築に関しては,既に公開している「明治・大正歴史統計インターネットGIS」を活用し,それをさらに発展させた.特に,速度面の向上に力を入れ,明治・大正歴史統計インターネットGISの約100倍のスピードアップ性能をもたせることに成功した.このため,転送データ量を減らすための地図データの総描は必要がなくなった.地図データは加工せずに,そのまま転送できるようになり,利用に弾みがついた.なお,地図ファイルの読み込みには,イギリス・リーズ大学地理学科で開発されたフリーウェア,Java Shapefile Reader Ver.1.ObのJavaプログラムを修正して使用している.このシステムを活用すると,コロプレスマップ作成,地図解析,空間探索,多変量解析などの空間分析が可能である.
構築したシステムを,実際の授業で活用した結果,GISの理論やしくみを黒板で教授するより,学習効果がはるかに高いことを確認した.

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 村山祐司,森本健弘,田中耕市: "地理学専攻学生を対象としたGIS教育-土地利用分析を題材に-"人文地理学研究(筑波大学). 25. (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] C.Zhang and Y.Murayama: "Testing local spatial antocorrelation using K-order neighbors"International Journal of Geographical Information Science. 14-7. 681-692 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Yuji Murayama: "Japanese Urban System"Kluwer Academic Publishers. 272 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 高阪宏行,村山祐司 編著: "GIS 地理学への貢献"古今書院. 392 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2018-03-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi