研究課題/領域番号 |
12040204
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
山崎 敬一 埼玉大学, 教養学部, 教授 (80191261)
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研究分担者 |
高久 健二 埼玉大学, 教養学部, 助教授 (00281197)
山本 充 埼玉大学, 教養学部, 助教授 (60230588)
内木 哲也 埼玉大学, 教養学部, 助教授 (70223550)
葛岡 英明 筑波大学, 構造工学系・助教授 (10241796)
野村 泰朗 埼玉大学, 教養学部, 助教授 (30312911)
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研究期間 (年度) |
2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2000年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | cscw / cscl / 会話分析 / エスノメソドロジー / 遠隔教育 / 地理学 / 考古学 / 実世界志向インターフェース |
研究概要 |
地理学や考古学などの人文社会科学の分野では、地図や壷等の発掘物を複数の人々が、協同で扱うことによって、実地の高等教育が行われることがある。地図等のデータのデジタル化も進んできたが、実際の地理学、考古学、社会学の実地教育は、デジタル化されたデータを扱うだけでなく、デジタル化されたデータと実体物を扱う協同作業とを融合しておこなうことが望ましい。そこで、こうした学習を地理的に分散した少人数のグループが共同でおこなうことのできるシステムを開発した。 本年度は、実物体や紙に書かれた文書を共有しながらコミュニケーションをすることのできる基盤環境の開発と、その環境で利用するインタフェースの開発をおこなった。 基盤環境Agoraは、参加者が実物体や文書を映像として共有しつつ相互に指さしが可能な共有領域と、おおよその作業の様子はわかるが、その詳しい内容まではわからない個人領域とをあわせ持っている。特に、これらの領域と対話者の上半身映像を立体的に配置することによって、各領域での作業のみならず領域間の移動を相互観察可能とした点が特徴である。その結果、対話者の行動を予測しながらコミュニケーションすることが可能となった。このシステムを利用して、地理学の実習を模擬した共同学習実験をおこない、社会学的な相互行為分析によって、メディアを介したコミュニケーションの分析をおこなった。また、地理学や考古学の実習のための、新しいインターフェース(Haptic Pen)を開発した。Haptic Penは、ペン型の触覚提示装置で、机上に表示された物体をこのペンで触ることによって、あたかもその物体に触っているかのような感覚を得られる装置である。
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