• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

普遍教育に於けるウェッブベースのマルチメディア遠隔地教育の実施研究

研究課題

研究課題/領域番号 12040206
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関千葉大学

研究代表者

宮路 茂樹  千葉大学, 大学院・自然科学研究科, 助教授 (10157646)

研究分担者 松元 亮治  千葉大学, 理学部, 教授 (00209660)
研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2000年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード一般教育 / 遠隔授業 / マルチメディア / ウェッブ / テレビ会議 / イントラネット放送 / 携帯電話
研究概要

大学での一般(普遍)教育における遠隔地教育の教育手法を検討するため、テレビ会議システムを用いた講義方法と、イントラネット放送と電子メール応答を用いた2通りの講義を行い、両者の比較検討を行った。本実験には、大学内LANを用いたが、インターネットを用いた学生の予習復習のためにウェッブページ内にビデオプラグインを準備し、講義自体もウェッブ化した。
実験経緯は以下の通りである。前半期に松元がテスト的にテレビ会議システムを利用し、その成果を基に後期に宮路がテレビ会議システムを主に用いた遠隔授業クラスと、比較クラスの2講義を行い、後半にアンケート調査を実施して比較検討を行った。テレビ会議システムを利用したクラスでは2回にわたって、イントラネット放送の講義も行い、講義手法の比較調査も行った。
以上の結果、テレビ会議システムでは操作が複雑なため、遠隔地においての人的資源が必要であること。ウェッブ放送では、電子メールでの応答が学生の発言意欲をそぐことなどが確認できた。また、比較クラスでは電子メールデバイスとして携帯電話を好む学生が3割程度いたが、実際に講義の応答に用いた遠隔授業クラスでは2割弱に減少した。これは現在の携帯電話のかな漢字変換、字数制限などのため、実際に作業するにあたってノートPCを好む学生が増えたためである。しかし、今後携帯電話の様な携帯端末の進歩・普及により、応答部分を携帯端末に依存したテレビ会議とイントラ・インターネット放送を融合した形での遠隔授業方法が発達すると思われる。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 宮路茂樹,松元亮治: "普遍教育に於けるウェッブベースのマルチメディア遠隔地教育の実施研究"高等教育改革とマルチメディアニュースレター. 1. 20-21 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Shigeki Miyaji: "Comparative Study of Two Style of Remote Lecture for a General Education Course of Natural History"Bulletin of the American Astronomical Society. 32・4. 1550 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 宮路茂樹: "普遍教育に於けるウェッブベースのマルチメディア遠隔地教育の実施研究"高等教育改革とマルチメディアニュースレター. 2. 25 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Shigeki Miyaji: "Enforcement Study of Web-Based Multi-Media Distance Education for General Education Curricula"特定領域研究(A)「高等教育に於けるマルチメディアの高度利用に関する研究」報告書. (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Shigeki Miyaji: "Comparative Study of the Distance Education Methods Using Intra/Inter-net For General Education Courses""International Conference on Intelligent Multimedia and Distance Education" Proceedings. (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2018-03-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi