研究課題/領域番号 |
12040218
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
久保 信男 信州大学, 教育学部, 教授 (50020615)
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研究分担者 |
中島 卓郎 信州大学, 教育学部, 助教授 (20293491)
池田 京子 信州大学, 教育学部, 助教授 (60283222)
吉本 隆行 信州大学, 教育学部, 教授 (40020630)
齊藤 忠彦 信州大学, 教育学部, 助教授 (10313818)
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研究期間 (年度) |
2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2000年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | メディア・リテラシー / 教員養成大学 / 音楽教育 / カリキュラム |
研究概要 |
平成12年度の本研究の成果は主として下記の2つにまとめることができる。 ○教育養成大学音楽教育専攻学生に求められるメディア・リテラシーの内容 音楽教育専攻学生のメディア・リテラシーを育成する目的は、音楽表現の過程においてコンピュータをはじめとするメディアのテクノロジーを効果的に活用することができる能力を高めていくことにあるが、音楽科という授業の「学び」においてメディアをどのように生かしていくことができるかをシミュレーションする力やメディアを創造的に活用していくことができるような力を育成することが最も重要となる。具体的には、音楽ソフトの主流であるシーケンス・ソフトの扱い、インターネットで使われている音楽ファイル形式の扱い、Webサイトの作成、CD-Rによる音楽CD制作、テレビ電話を活用した遠隔授業などに関するリテラシーの育成が必要となる。 ○音楽専門科目が連携した授業カリキュラムによるメディア・リテラシーの育成の実際 信州大学教育学部では、音楽教育専攻学生のメディア・リテラシーを育成するために、音楽専門分野の教官が連携し、音楽専門科目である声楽、器楽、作曲、ソルフェージュ、中等音楽科指導法の授業時間内においてコンピュータ等のメディアを積極的に活用することを試みた。その結果、メディアを意欲的に活用しようとする学生が増え、毎年開催している音楽科定期演奏会においてメディアを活用した演奏発表をプログラムに加えた。
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