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コンピュータ使用によるマルチメディア教材-音楽心理学概論のための教材作成を例として-

研究課題

研究課題/領域番号 12040224
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関大阪大学

研究代表者

中村 敏枝  大阪大学, 大学院・人間科学研究科, 教授 (00029688)

研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2000年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードマルチメディア / 音楽心理学 / 音響 / 映像 / コンピュータ / 講義 / HTML文書 / 自習
研究概要

授業の場において,文字,音響,静止画、動画などを駆使したマルチメディア教材を用いると教育効果が上がる場合が多い。しかしながら,多様な形態の資料を,種々の機器を操作して使用することの煩雑さもあって,実際にはマルチメディア教材を充分に活用しにくいのが現状であろう。音楽心理学概論の講義においても抱えるこの問題を解決するために,コンピュータの特性を活かした汎用性の高いマルチメディア教材の作成を試みた。
今年度は下記の方針にしたがって教材作成の検討を進め,構成とデザインを決定した。
A.視覚と聴覚を充分に活用して講義を理解しやすくする。
・説明内容をできる限り画像教材,音響教材のかたちにする。
・150人程度収容の講義室において使用することを想定して文字の大きさなどを設定する。
B.講義者にとって操作性の良いことを重視してデザインし,講義中の教材呈示切替えを迅速に行えるようにする。
C.教材の汎用性を重視してHTML文書で教材ファイルを作成する。
D.インターネットによる遠隔授業や受講者の予習・復習の教材として用いることもできるようにする。
まだ一部分ではあるが具体的に教材作成を行って,試験的に講義において使用した。現段階では,教室における講義の補助的役割を果たす教材にすぎないが,学生が自習できる教材にするために,説明や内容の充実をはかる予定である。
また,広く公開するには,音響・映像の質的問題や用いる資料の著作権の問題など,解決しなければならない点が残されており,今後の課題である。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 中村敏枝: "音楽心理学概論のためのマルチメディア教材"高等教育改革とマルチメディア. 2. 28 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 長岡千賀,小森政嗣,中村敏枝: "練習が演奏者間の呼吸の一致に及ぼす効果-ピアノ連弾に関する事例的研究-"日本心理学会第64回大会発表論文集. 603 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 中村敏枝: "瞬時の音の世界(担当節標題)"瞬間情報処理の心理学 海保博之 編 福村出版. 19 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2018-03-28  

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