研究課題/領域番号 |
12040226
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
鹿野 清宏 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (00263426)
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研究分担者 |
柏岡 秀紀 ATR音声言語通信研究所, 主任研究員(客員助教授)
CAMPBELL Nick ATR音声言語通信研究所, 主幹研究員(客員教授)
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研究期間 (年度) |
2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2000年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 音声モーフィング / 英語学習 / 声質変換 |
研究概要 |
今年度は、ある話者の音声を他の話者の音声に変換する音声モーフィングのアルゴリズムの改良、バイリンガル話者音声データベースの構築、言語間に渡る声質変換の予備実験を行なった。以下、今年度の研究経過・研究成果をまとめておく。 (1)音声モーフィングアルゴリズムの改良 ベクトル量子化の符号帳のマッピングアルゴリズムを大幅に改良した、GMM(Gaussian Mixturre Model)に基づく音声モーフィングアルゴリズムを実装した。同時に、高品質音声分析合成システムSTRAIGHTにこのモーフィングアルゴリズムを適用した。さらに、このSTRAIGHTに基づくアルゴリズムを、周波数軸の非線形伸縮モーフィングアルゴリズムに発展させ、音質を向上させることができた。 (2)バイリンガル音声データベースの収録 男女2名ずつのバイリンガル音声データベースの収録を行なった。現在、規則合成システムCHATRの音声データベースとするために、音韻ラベルおよび韻律ラベルの付与作業を行なっている。 (3)言語間に渡る声質変換の予備実験 女性1名のバイリンガル音声データベースを用いて、言語間に渡る声質変換の実験を行い、学習者の音声からの英語発音ターゲットの生成の可能性を確認した。 (4)英語音声規則合成システムの構築準備 任意の英語音声が構築できるようにするために、日本語規則合成システムCHATRのプログラムを改良に着手した。
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