研究課題/領域番号 |
12040238
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 広島商船高等専門学校 |
研究代表者 |
松島 勇雄 広島商船高等専門学校, 電子制御工学科, 助教授 (80157304)
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研究分担者 |
前原 俊信 広島大学, 教育学部, 助教授 (50190319)
笠井 聖二 広島商船高等専門学校, 商船学科, 助教授 (70221869)
岡村 修司 広島商船高等専門学校, 流通情報工学科, 助教授 (10213969)
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研究期間 (年度) |
2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2000年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 情報教育 / XML / 教材融合 / マルチメディア / デジタルコンテンツ / リテラシー / 展開教育 / SVG |
研究概要 |
この研究ではXMLなどの最新技術を活用し「教材の融合」の実証的な研究を中心に行った。更に、XML自体を授業内容とする新しい情報教育について検討した。 1.印刷教材やデジタル教材など多様な教材を、簡単な操作で参照や互いを関連付けた利用が可能な教材融合システムのプロトタイプ開発をおこなった。教材を識別する教材番号と参照する教材を指定する参照番号を入力して、印刷教材からホームページ教材を簡単に参照利用することができる。サーバがXMLファイルとして管理した情報をサーブレットで処理して実現している、この、管理情報は印刷教材をXMLて記述しXSLT変換し自動的に作成する。また、印刷教材はXSLて変換し作成する。このシステムの基本的機能を、テストプログラムを作成し技術的可能性を確認した。また、スタイルシートやDOMなど、XMLの関連技術を利用することで、比較的簡単にシステム化が可能なことが確かめられた。 2.XMLマルチメディア技術を利用した教材の有効性とその作成について調べた。SVGを利用したサンプル教材を作成し、その可能性を確認した。今後、コンテンツの蓄積と再利用についての研究を進めることが必要と考え、その準備を進めている。 3.リテラシー教育を中心とした基礎教育と発展的な教育との内容的なギャップは大きく、この間の橋渡しをする内容の教育が必要と考えられる。そこでリテラシー教育の展開を考えたXMLを題材とした教育の検討をおこなった。「インターネット社会を理解する1つの事例」,「プログラミング導入教育」の2つの観点から内容の検討をおこないモデル的な授業構成を考えた。今後、その詳細を検討し実際のコースウェア作成などへと研究を発展させることを考えている。
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