研究課題/領域番号 |
12046247
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
那須 三郎 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 教授 (00030057)
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研究分担者 |
森本 正太郎 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 助手 (80252633)
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研究期間 (年度) |
2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2000年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | DAC / ^<57>Feメスバウアー分光 / CaFeO_3 / 電荷分離 / 磁気秩序 / 圧力・温度・磁気状態図 / 超微細場 / 電気四極子相互作用 |
研究概要 |
ペロブスカイト型鉄酸化物CaFeO_3は形式電荷Fe^<4+>を有し、Feと酸素Oとの軌道混成が大きく、酸素ホールの挙動が物性発現に大きく寄与していると考えられている。このCaFeO_3は298Kで2Fe^<4+>→Fe^<3+>+Fe^<5+>の電荷分離反応を起こす。ネール温度は125Kであり磁気構造がスクリュー型の反強磁性体である。ダイヤモンド・アンビル・セル(DAC)を用いて、約60GPaまでの超高圧下メスバウアー分光測定を6Kから室温298Kの温度範囲で測定し、電荷分離温度、磁気秩序温度の圧力依存から、圧力・温度・磁気状態図を完成させた。加圧にともない125Kの磁気秩序温度は上昇するが、298Kの電荷分離温度はあまり圧力に依存しない。18GPaで電荷分離は消失し、磁気秩序温度も一端降下するが、さらに加圧すると上昇し室温以上になる。30GPa以上での超微細磁場の値は小さく、新たに電気四極子分裂が観測され、構造相転移とlow-spinのFe^<4+>に転移した事が明白となった。
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