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アレルギー発症を制御するヘルパーT細胞の機能分化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12051206
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関千葉大学

研究代表者

山下 政克  千葉大学, 医学部, 助手 (00311605)

研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2000年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワードTh2 / IL-4受容体 / カルシニューリン / STAT5 / Jak3
研究概要

カルシニューリン(CN)はTCR刺激によって誘導される細胞内カルシウム濃度の上昇に伴って活性化するセリン・スレオニン脱リン酸化酵素として知られている。このCNの酵素活性のない変異体をT細胞特異的に発現したCNドミナントネガティブトランスジェニック(dnCN Tg)マウスを作製し、ヘルパーT細胞機能分化における役割について検討を行ったところ、dnCN TgのCD4T細胞はTh2細胞への分化能が著しく低下していた。このことから、Th2細胞への分化はTh1細胞の分化に比べCNの活性化への依存がより高いことがわかった。また、TCR刺激によりCNが活性化するとIL-4受容体からの効率良いシグナル伝達に必要なキナーゼ、Jak3の発現が誘導されることもわかった。さらに、Jak3の発現が誘導された活性化T細胞では、IL-4の刺激により従来から報告されているSTAT6に加えSTAT5も活性化すること、そしてSTAT5の活性化はIL-4によるT細胞増殖に必要であることが初めて示された。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Yamashita,M. et al.: "TCR-induced calcineurin activation regulates Th2 cell development by modifying The IL-4 receptor signaling complex."Journal of Experimental Medicine. 191. 1869-1879 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2018-03-28  

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