研究課題/領域番号 |
12204010
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
新川 詔夫 長崎大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 教授 (00111170)
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研究分担者 |
木住野 逹也 (木住野 達也) 長崎大学, 先導生命科学研究支援センター, 助教授 (70315232)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
75,200千円 (直接経費: 75,200千円)
2004年度: 15,000千円 (直接経費: 15,000千円)
2003年度: 17,600千円 (直接経費: 17,600千円)
2002年度: 17,600千円 (直接経費: 17,600千円)
2001年度: 25,000千円 (直接経費: 25,000千円)
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キーワード | 骨粗鬆症 / 骨密度決定因子 / LRP5遺伝子 / ハプロタイプ解析 / 関連解析 / SNP / ゲノム刷り込み / 7q32領域 / ハプロタイプ / 発症危険因子 / 骨粗鬆症発症危険因子 / LRP5遺伝子SNP / 刷り込み関連遺伝子 / マウスAtp10a遺伝子 / 刷り込み遺伝子 / TGFB遺伝子 / TGFB1遺伝子 / 1塩基多型(SNP) / 骨軟化症 / TGFB1 / 連関解析 / モデルマウス / インプリンティング / 自閉症 / ゲノムインプリンティング / 多因子疾患 / TGF-β1蛋白 / TGFBR1 |
研究概要 |
骨粗鬆症を解明することを目的とし、最初にTGFB1遺伝子とその関連遺伝子6種に関する計117種のDNA多型を同定した。次いでそれらを用いて、4集団(NG-1:骨密度検診女性481名、HK:骨粗鬆症女性126名と対照女性131名、NG-2:骨粗鬆症患者108名と対照女性131名、HS:骨粗鬆症患者76名と対照76名)において、先天骨密度(BMD)調節遺伝子を候補とした相関解析を行った。8種の候補遺伝子SNPのアレル頻度を算出した後、NG-1集団の補正撓骨骨密度とSNPとの関連解析を行った。しかしLRP5を除き、TGEB1関連遺伝子では相関はみられなかった。LRP5では、21種SNPのハプロタイプ(HT)から1つのLDブロックを構築し、3種のタグSNPを同定した。この結果、NG-1女性481名における、ハプロタイプ1〜4のうち、ハプロタイプ3を1コピー(ヘテロ接合体)もしくは2コピー(ホモ接合体)もつNG-1女性は有しないNG-1女性より、有意に撓骨骨密度値が低かった(p=0.023)また、LRP5-9のC/C遺伝子型女性はC/TやT/T(n=206)よりも有意に高いBMD値を示し(p=0.022)、LRP5-20のG/GおよびLRP5-21のC/Cは他の遺伝子型よりもBMDが高値であった(p=0.039、p=0.053)。HK集団における骨粗鬆症と対照女性間の関連解析を行った結果、LRP5-8およびLRP5-9において有意な相関を得た(p=0.001;p=0.009)。相関はさらにNG-2骨粗鬆症集団でも再現された(p=0.020;p=0.015)。また、NG-2集団ではLRP5-21も相関を示した(p=0.004)。しかし、HS集団での相関は陰性であった。これらの結果から、LRP5はBMD規定因子の1つであり、また骨粗鬆症の発症危険因子である。 ヒトにおけるゲノム刷り込み領域である7q32、15q11-q13、11p15.5の刷り込み関連遺伝子の同定と分子病態の解明を行った。7q32ではMEST近傍に12種の遺伝子を同定し、15qでは脳特異的刷り込みまたはその解除遺伝子を同定した。
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