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I型糖尿病原因遺伝子の解明

研究課題

研究課題/領域番号 12204029
研究種目

特定領域研究(C)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関千葉大学

研究代表者

横井 伯英  千葉大学, 医学部, 助手 (70311610)

研究分担者 三木 隆司  千葉大学, 大学院・医学研究科, 助手 (50302568)
研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
キーワードI型糖尿病 / 原因遺伝子 / マッピング / 物理地図 / ゲノム解析 / ラット / ヒト
研究概要

本研究では、ヒトI型糖尿病の原因遺伝子の同定および発症機序の解明を目的として、モデル動物からのアプローチを行っている。これまで、I型糖尿病のモデル動物であるKDPラットの原因遺伝子Iddm/kdp1について解析を行い、当該遺伝子座をラット第11染色体上の約3cMの領域内にマッピングし、当該遺伝子座領域を包含する物理地図を構築した。今年度は、当該遺伝子の同定およびヒト相同遺伝子のゲノム構造の決定を行った。
1.すでに構築している物理地図を用いて、塩基配列の決定により複数の遺伝子を同定した。同時に比較遺伝子地図の情報を用いて、相同なヒトゲノム領域から遺伝子およびESTを選択し、物理地図上にマッピングした。
2.これらの遺伝子およびESTについて、ノーザンブロット解析、RT-PCR解析、サザンブロット解析、塩基配列の決定等によりKDPラットにおける変異を検索した。その結果、Iddm/kdp1の候補遺伝子を見出し、KDPラットにおいて特異的な変異を同定した。
3.Iddm/kdp1の候補遺伝子に対応するヒト相同遺伝子のゲノム構造を決定した。
今回同定した候補遺伝子にKDPラット特異的な変異が存在することから、当遺伝子がIddm/kdp1であることが強く示唆される。今後は、ヒトI型糖尿病における関与、およびMHCとIddm/kdp1の組み合わせと発症との関連を明らかにしたいと考えている。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Yokoi,N. et al.: "Genetic mapping of the rat mutation creeping and evaluation of its positional candidate gene reelin."Mamm Genome. 11(2). 111-114 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] The Study Group of Comprehensive Analysis of Genetic Factors in Diabetes Mellitus: "S20G mutation of the amylin gene is associated with type 2 diabetes in Japanese."Diabetologia. (in press).

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2018-03-28  

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