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相模原地区における家族性パーキンソニズムの原因遺伝子の探索

研究課題

研究課題/領域番号 12210131
研究種目

特定領域研究(C)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関北里大学

研究代表者

長谷川 一子  北里大学, 医学部, 講師 (70146372)

研究分担者 小幡 文弥  北里大学, 医療衛生学部, 助教授 (60129236)
研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
キーワード家族性パーキンソニズム / 常染色体優性 / ポジショナルクローニング
研究概要

相模原地区の常染色体優性遺伝様式をとる家族性パーキンソニズムの原因遺伝子同定を目指して研究を進めてきている.現在までにα-Synuclein,Parkin,Tau,UCH-L1について相模原家系では報告されている変異がないこと,およびこれら4遺伝子との連鎖の可能性について検討し,自験パーキンソニズム家系はこれらとは連鎖しないと推測された.現在,全常染色体について各染色体を約10cM間隔でカバーする382種のマイクロサテライトマーカーによりポジショナルクローニングを開始した.相模原家系患者12人,非/未発症者11人および配偶者3人の計26人の家系メンバーについて,microsatellite markerをそれぞれPCR増幅し,allele typingを行った.また,各marker alleleの健常群遺伝子頻度を非血縁健常者48人をtypingすることで求め,これらのmarker alleleをもとに2点連鎖解析programのMLINKによってLod scoreの計算を行った.その結果,3カ所で高いLod scoreを示す領域が検出された.さらに候補領域を絞り込むため,この3カ所の遺伝子領域を約1cM間隔でカバーするmicrosatellite markerを選出し同様の解析を行った.その結果,1領域でより高いLod scoreを得た.さらに,この3カ所の遺伝子領域において患者共通のhaplotypeが存在するか否かを調べるために,3カ所の候補遺伝子領域においてhaplotypeの構築をおこなうとともに,多点連鎖解析programのLINKMAPによって3カ所の候補領域を解析中である.

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] K.Hasegawa et al: "Analysis of α-Synuclein, parkin, tau, and UCH-L1 a Japanese family of AD parkinsonism"Eur.Neural. (in press).

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2018-03-28  

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