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PPARγのドミナントネガティブ変異体トランスジェニックマウスの大腸癌発現

研究課題

研究課題/領域番号 12213021
研究種目

特定領域研究(C)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関群馬大学

研究代表者

為本 浩至  群馬大学, 生体調節研究所, 講師 (90292630)

研究分担者 竹内 利行  群馬大学, 生体調節研究所, 教授 (00109977)
研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2000年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードPPARγ / Cre-loxP
研究概要

ヒトPPARγ遺伝子を用いてヒトの患者で発見されている変異体のPro427Leuを作製した。これを大腸で発現させるプロモーターとしてFABPLのプロモーターを使用する計画でFABPLのプロモーター領域をPCRで増幅し、クローニングした。大腸特異的に発現させるためにはこのプロモーター内に挿入変異を導入する必要があり、これを作製している。FABPLのプロモーター自身はあまり強力ではないため、Creリコンビネースを大腸特異的に発現させ、これによる組み換えを利用してPPARγを発現させることを計画した。この目的で、医科学研究所の斉藤教授らの開発したpCALNlwベクターに変異PPARγ遺伝子を組み込んだベクターを作製した。このベクターはネオマイシン耐性遺伝子をはさんでCAGプロモーターの下流に目的遺伝子を組み込むものである。Creによる処理でネオマイシン耐性遺伝子が切り取られ、目的の遺伝子が発現する。さらにトランスジェニックマウス作製の際に発現レベルを上げるためにウサギのβグロビン遺伝子のエクソン2-3の部分をPPARγ遺伝子の上流に挿入した。現在このベクターを用いてトランスジェニックを作製する計画中である。また引き続きFABPLのプロモーターの改変を行っている。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Ueki K,Yamauchi T,Tamemoto H. et al.: "Restored insulin-sensitivity in IRS-1-deficient mice treated by adenovirus-mediated gene therapy."J Clin Invest.. 105(10):. 1437-45 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Terauchi Y,Kubota N,Tamemoto H. et al.: "Insulin effect during embryogenesis determines fetal growth : a possible molecular link between birth weight and susceptibility to type 2 diabetes."Diabetes.. 49(1). 82-86 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 為本浩至,泉哲郎,竹内利行: "分子糖尿病学の進歩-基礎から臨床まで-2000Aktキナーゼによる転写因子FKHRの制御"金原出版. (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2018-03-28  

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