研究課題/領域番号 |
12213093
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研究種目 |
特定領域研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
大西 克成 徳島大学, 医学部, 教授 (10037400)
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研究分担者 |
桑原 知巳 徳島大学, 医学部, 助手 (60263810)
有持 秀喜 徳島大学, 医学部, 教務員 (30311822)
片岡 佳子 徳島大学, 医学部, 助手 (40189303)
中山 治之 徳島大学, 医学部, 助手 (80294669)
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研究期間 (年度) |
2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2000年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | azoxymethane / 2-amino-1-methyl-6-phenylimidazo[4,5-b]pyridine / Bacteroides uniformis / aberrant crypt foci / ヒトラクトフェリン / レモングラス構成成分 / UDP-glucuronyltransferase / O^6-methylguanine |
研究概要 |
薬用植物であるレモングラスの構成成分、および発癌抑制物質を産生する機能性腸内菌が大腸発がんを予防できるかどうかをazoxymethane(AOM)および2-amino-1-methyl-6-phenylimidazo[4,5-b]pyridine(PhIP)により誘発される大腸前癌病変aberrant crypt foci(ACF)を指標として検討した。 1.AOM誘発ACF形成を抑制したBacteroides uniformis KYU2株にヒトラクトフェリン産生プラスミドpVLFKを導入したB.uniformis KYU2(pVLFK)株はベクタープラスミドコントロール株に比べてAOM誘発ACF形成をさらに抑制する傾向を示した。ラットに1日間投与したB.uniformis BU1001(pVLFK)株は4週間を経ても糞便1gあたり約10^7 colony forming unitで観察され、腸管内に定着している事が分かった。 2.レモングラス構成成分であるcitral、geraniolおよびβ-myrceneを各1g/kgでイニシエーション期にラットに胃内投与するとAOM誘発ACF数が有意に減少した。肝臓のUDP-glucuronyltransferase活性は約2倍に上昇し、大腸粘膜中のO^6-methylguanine量は有意に減少した。ポストイニシエーション期にcitralおよびgeraniolを1g/kgで投与すると4つ以上のcryptからなるfocus数が有意に減少し、geraniol投与群では全ACF数も有意に減少した。PhIP誘発ACF数はcitral(0.1g/kg)、geraniol(1g/kg)およびこれらの混合物(各500mg/kg)をイニシエーション期またはポストイニシエーション期にラットに投与すると有意に減少した。
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