研究課題/領域番号 |
12215013
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研究種目 |
特定領域研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
渋谷 彰 筑波大学, 基礎医学系, 助教授 (80216027)
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研究分担者 |
渋谷 和子 筑波大学, 臨床医学系, 講師 (00302406)
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研究期間 (年度) |
2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2000年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
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キーワード | 血液腫瘍 / 接着分子 / LFA-1 / DNAM-1 |
研究概要 |
1996年、申請者らは白血球に広く発現するヒトの新規の接着分子DNAM-1を見い出し、遺伝子クローニングによりその一次構造を決定した(Immunity 1996)。DNAM-1は免疫グロブリンファミリーに属する分子量65kDaの糖蛋白であった。最近申請者らは、血液系腫瘍細胞ではDNAM-1とLFA-1β2インテグリンの2つの接着分子が物理的に会合し、複合体を形成していることを初めて見いだした。このような異なる接着分子同士による複合体形成はこれまで知られていない現象である。さらに申請者らは、DNAM-1がLFA-1のシグナルトランスデューサーであることを明らかにした(Immunity 1999)。 本研究では血液系腫瘍細胞の活性化、および浸潤、転移の分子機構を明らかにすることを目的とし、DNAM-1のリガンドを同定することを試みた。DNAM-1と免疫グロブリンFcドメインとの融合蛋白を作製し、これを用いて種々の組織由来の細胞のDNAM-1リガンドの発現を確認したところ、血管内皮細胞や腸管上皮細胞などにもっとも多く発現を認めた。そこでこれらの細胞からCDNAライブラリーを作製し、発現クローニングを試みた。発現クローニングにあたっては我々が開発したAdhesion Assay,DNAM-1/Fc融合蛋白をプローブとした方法などを試みたが未だ成功にいたっていない。DNAM-1リガンドはヘテロダイマーである可能性を考え、現在DNAM-1リガンドの蛋白精製を行っている。
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