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増殖因子により活性化されるカルシラム透過性チャネルの研究

研究課題

研究課題/領域番号 12215014
研究種目

特定領域研究(C)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関群馬大学

研究代表者

小島 至  群馬大学, 生体調節研究所, 教授 (60143492)

研究分担者 最上 秀夫  群馬大学, 生体調節研究所, 助手 (90311604)
研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2000年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワード増殖因子 / 細胞増殖 / カルシウム / カルシウム透過性チャネル / イオンチャネル
研究概要

1)GRC-1の調節機構に関する研究
GRC-1はIGF-Iにより調節されるCa^<2+>透過性チャネルであるが、非刺激時には主に細胞内プールに存在するが、刺激を受けるとPI-3キナーゼ依存的な機構により細胞膜上にトランスローケーションするという特徴がある。エンドサイトーシスを抑制する条件下では細胞膜上のGRC-1は有意に増加することから非刺激時も一部のGRC-1はリサイクルしていると考えられる。一方、エンドサイトーシスを止めた条件下でもIGF-Iの除去によりチャネル電流の減少が認められることから、IGF-Iによる直接的なチャネル活性化機構も存在すると考えられる。
2)GRC-1以外のCa^<2+>透過性チャネル
アンチセンス法によりGRC-1の発現を抑制してもCa^<2+>透過性チャネル電流が存在することからGRC-1以外のチャネルの存在が推定される。そこで他のCa^<2+>透過性チャネル分子を検索した結果、新たにGRC-2,および3と名付けた新規の遺伝子を同定した。これらをCHO細胞に発現したところ、Ca^<2+>透過性のある非選択性陽イオンチャネル活性が認められた。またそのCa^<2+>電流はIGF-Iの投与により数倍に増加したことから、これらが新規のIGF-Iにより活性化されるCa^<2+>透過性チャネル分子をコードする遺伝子であることが判明した。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Li,L.,Omata,W.,Kojima,I.Shibata,H.: "Direct interaction of Rab4 with syntaxin4"J.Biol.Chem.. 276. 5265-5275 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2018-03-28  

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