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新規蛋白質fomoregulinの消化器癌への作用とシグナル伝達

研究課題

研究課題/領域番号 12215150
研究種目

特定領域研究(C)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関日本医科大学

研究代表者

坂本 長逸  日本医科大学, 医学部, 教授 (30196092)

研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
2000年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
キーワードfomoregulin / 胃癌細胞 / 胃線維芽細胞 / erbB2 / EGF受容体 / follistatin
研究概要

(1)TRのerbBリン酸化作用の解析
sf9細胞にTRcDNAを導入して、培養上清からTRモノクローナル抗体を用いてTR全長を精製した。精製TR細胞外ドメインは胃癌細胞株MKN28やerbB4を高発現させたCHO-erbB4のerbB4チロシンリン酸化を刺激するが、EGF受容体、erbB2、erbB3のリン酸化は刺激しなかった。TRのMKN28胃癌細胞erbB4リン酸化刺激作用は極めて弱いため、erbB4を高発現するその他の癌細胞株を用いて検討したが、これまでの所充分なerbB4のリン酸化刺激作用を認めていない。follistatinドメインによるEGFドメインに対する修飾作用を考慮して、TR-EGFドメインの作用を解析するためTR-EGFドメインcDNAのsf9細胞、COS7細胞への導入を試みているが、未だ充分なEGFドメインの精製に成功していない。
(2)TRのMKN-1胃癌細胞増殖抑制作用の解析
全長TRはerbB4のリン酸化刺激作用を認めないMKN1胃癌細胞株のDNA合成、及び細胞増殖を抑制する。この作用はerbB4のリン酸化が観察されないので、follistatinドメインを介する可能性を考え、follistatinドメインの精製を試みた。follistatinドメインcDNAをsf9細胞に導入しfollistatinドメインに対するモノクローナル抗体を用いて培養上清からfollistatinドメインを精製した。現在、follistatinドメインの細胞増殖に対する作用を観察中である。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Atsushi Tatsuguchi: "Localisation of cyclooxygenases and cyclooxygenase 2 in Helicobacter pylori-related gastritis and gastric ulcer tissues in human"Gut. 46. 782-789 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2018-03-28  

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