研究課題/領域番号 |
12217059
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研究種目 |
特定領域研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
吉開 泰信 名古屋大学, 医学部, 教授 (90158402)
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研究期間 (年度) |
2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
2000年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
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キーワード | IL-15 / トランスジェニックマウス / メラノーマ / NK細胞 / CD8キラーT細胞 / DNAワクチン |
研究概要 |
IL-15cDNAをMHCクラスIプロモーターと発現ベクターに組み込み、トランスジェニック(Tg)マウスを作製した。このマウスでは脾臓でのメモリー型CD8T細胞数が有意に増加していた。またNK細胞数には差を認めなかったが、YAC-1やMHCクラスI陰性メラノーマB16.44に対して強いNK細胞傷害活性が認められた。IL-15TgマウスにB16.441x10^6を皮下に接種したところ、腫瘍の増殖が著しく抑制された。B16.44接種IL-15Tgマウスに抗asialoGM1抗体を400μgx4回投与で抗腫瘍抑制効果が阻害された。次にIL-15TgマウスにMHCクラスI陽性メラノーマ(B16F10)細胞5x10^4を皮下に接種して、腫瘍増殖曲線を調べたところ、B16.44と同様に強い腫瘍増殖抑制が認められた。B16F10接種10日目の脾臓細胞をさらにマイトマイシン処理B16F10と5日間培養して、B16F10に対する細胞傷害活性を調べたところ、強い細胞傷害活性が認められた。B16F10IL-15Tgマウスに抗CD8抗体を400μgx4回投与で抗腫瘍抑制効果が阻害された。IL-15TgマウスではMHCクラスI陰性メラノーマに対してはNK細胞を、MHCクラスI陽性メラノーマに対してはCD8キラーT細胞の活性化によって抗腫瘍効果を示すことが明かとなった。 IL-15cDNAをpEGFP-N1に組み込んだプラスミドpEGFP-N1:IL-15を作成し、gene gunを用いて4μgをマウスに投与して1日、3日、5日目に局所リンパ節細胞を共焦点レーザー顕微鏡で調べてところ、3日目から付着細胞に蛍光が検出された。そこで、BCG感染後、3日毎に3回pCR3.1:IL-15を投与したところ、有意にPPD特異的CD8T細胞の増加が認められた。
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