研究課題/領域番号 |
12304010
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 国立天文台 |
研究代表者 |
浮田 信治 国立天文台, 電波天文学研究系, 助教授 (20184989)
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研究分担者 |
江澤 元 国立天文台, 電波天文学研究系, 助手 (60321585)
関本 裕太郎 国立天文台, 電波天文学研究系, 助教授 (70262152)
中井 直正 国立天文台, 電波天文学研究系, 教授 (80192665)
山本 智 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (80182624)
河野 孝太郎 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (80321587)
長谷川 哲夫 国立天文台, 電波天文学研究系, 教授 (50134630)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
46,560千円 (直接経費: 41,400千円、間接経費: 5,160千円)
2003年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2002年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2001年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
2000年度: 24,200千円 (直接経費: 24,200千円)
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キーワード | 星間ガス雲 / 電波天文 / 銀河中心領域 / 星形成活動 / 分子スペクトル線 / サブミリ波 / 超伝導受信機 / 遠隔制御 |
研究概要 |
銀河系中心部の観測: 銀河系中心部に発見されていた特異な速度構造を持つ分子運(0.02+0.02)の約5分角の領域をCI輝線(492GHz)で観測した。野辺山45m鏡のCO(115GHz)データと比較したところ、銀河系中心にある特異分子雲C0 0.02-0.02に付随するCI輝線の空間分布は、COのそれとは30秒角ほどズレていること、またC/CO存在量比が0.45と銀河系円盤部の巨大分子雲の典型的な値の約3倍近くも高いものであることを見出した。これは、複数の超新星爆発に伴う衝撃波によって解離されたと推察され、衝撃波領域の存在を明らかにした。 系外銀河中心領城の観測: 爆発的星形成を起こしている近傍銀河NGC253をCO(J=3-2)輝線でmapping観測し、中心付近に多量の高温・高密度分子ガスが存在すること、また新たに銀河中心から数kpc離れたディスク領域にもCOが強く励起されている領域があること、また有意に検出できるぐらいのCIがあることなどを発見した。
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