研究課題/領域番号 |
12307024
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 三重大学 (2001-2002) 京都大学 (2000) |
研究代表者 |
上本 伸二 三重大学, 医学部, 教授 (40252449)
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研究分担者 |
李 小康 国立成育医療センター研究所, 移植・外科研究部, 室長 (60321890)
猪股 裕紀洋 (猪俣 裕紀洋) 熊本大学, 医学部, 教授 (50193628)
田中 紘一 京都大学, 医学研究科, 教授 (20115877)
横井 一 三重大学, 医学部, 講師 (60174843)
木村 広光 国立成育医療センター研究所, 共同研究管理室, 室長 (80115477)
貝原 聡 京都大学, 医学研究科, 講師 (70324647)
鈴木 盛一 国立生育医療センター研究所, 移植・外科研究部, 部長 (00111386)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
33,720千円 (直接経費: 30,900千円、間接経費: 2,820千円)
2002年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2001年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2000年度: 21,500千円 (直接経費: 21,500千円)
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キーワード | ヒトゲノム / DNAチップ / 生体肝移植 / 免疫抑制剤 / 免疫寛容 |
研究概要 |
京都大学医学部附属病院において、免疫抑制剤からの計画的減量を行った症例は70例となり、この内24例が完全離脱、37例が減量中、9例が拒絶反応をきたした。非計画的減量を行った症例は54例であり、この内34例が完全離脱、7例が減量中であるが、13例が拒絶反応をきたした。三重大学医学部附属病院において、3例がEBウイルス感染症のために非計画的減量が行われた。1例は完全離脱を達成したが、2例は拒絶反応をきたして免疫抑制剤が元に戻された。 免疫抑制剤から完全離脱した移植免疫寛容患者と正常人の末梢血リンパ球からtotal RNAを抽出し、Human1 cDNA Microarray (Agilent社)のDNAチップを用いて、寛容患者と正常人の比較解析を行った。2以上の変動をUp regulation、0.5以下の変動をDown regulationとし、Up regulationは120遺伝子、Down regulationは169遺伝子であった。これらを代表的なカテゴリーに分類したところ、Up regulationとDown regulationの遺伝子数はそれぞれ、[Apoptosis]4/3,[Cell cycle]2/2,[Cytokine]2/7,[DNA metabolism]4/4,[Heat shock protein]1/0,[Growth factor]0/3,[Metabolism]23/24,[Nuclear receptor]0/1,[Oncogene]1/3,[Receptor]3/7,[Signal transduction]16/18,[Stress]7/14,[Transcription factor]8/13,[Transporter]9/14であった。以上の14カテゴリーに分類できなかった遺伝子はUp regulation 72,Down regulation 113であった。
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