研究課題/領域番号 |
12308014
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 (2001) 東京工業大学 (2000) |
研究代表者 |
白井 清昭 (2001) 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教授 (30302970)
田中 穂積 (2000) 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (80163567)
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研究分担者 |
望月 源 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (70313707)
徳永 健伸 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (20197875)
島津 明 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (60293388)
奥村 学 東京工業大学, 大学院・精密工学研究所, 助教授 (60214079)
佐藤 誠 東京工業大学, 精密工学研究所, 教授 (50114872)
白井 清昭 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助手 (30302970)
小池 康晴 東京工業大学, 大学院・精密工学研究所, 助教授 (10302978)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
25,820千円 (直接経費: 23,300千円、間接経費: 2,520千円)
2001年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2000年度: 14,900千円 (直接経費: 14,900千円)
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キーワード | アニメーテッドエージェント / 形態素解析 / 構文解析 / 照応解析 / 省略解析 / マンマシンインターフェース / 対話 / 機械学習 / エージェント / アニメーション / 仮想空間 |
研究概要 |
本研究課題では、自然言語に基づくマンマシンインターフェースの実現を目指し、その一例としてアニメーテッドエージェントを構築することを目的とする。アニメーテッドエージェントとは、コンピュータ上に実現された知的エージェントであり、ユーザが自然言語によって与えられた命令を理解し、その命令通りに行動することができる機能を持つ。 このようなアニメーテッドエージェントを構築するための基礎的な技術を開発した。まず、形態素・構文解析モジュールの改良を行った。特に、どんなアプリケーションにも対応できるように、形態素・構文解析モジュールの一般化を行った。また、対話などの話し言葉では、文法的に正しくない文がしばしば発話される。このような不適格文を解析するために、単語の意味役割などを利用した新しい手法を提案し、実装した。さらに、人間が動作命令を与える際には、動作の解釈に必要な要素がしばしば省略される。この問題を解決するために、プランニングの知識を利用した照応・省略解析アルゴリズムを開発した。 以上のような要素技術を統合し、「傀儡」と呼ばれるアニメーテッドエージェントを構築した。「傀儡」におけるエージェントは、理解できる命令の種類に限りはあるが、人間の命令を理解しその通りに行動することができる。また、本システムはインターネット上で公開し、関連する研究者なら誰でも利用することが可能である。
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