研究課題/領域番号 |
12358017
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
松田 武久 九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (60142189)
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研究分担者 |
藤井 康雄 九州大学, 大学院・医学研究院, 助手 (90336032)
下川 宏明 九州大学, 大学院・医学研究院, 助教授 (00235681)
居石 克夫 九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (70108710)
中山 泰秀 国立循環器病センター研究所, 生体工学部, 室長(研究職) (50250262)
梅津 光夫 早稲田大学, 機械工学, 教授 (90132927)
桟敷 俊信 九州大学, 大学院・医学研究院, 助手 (20315089)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
29,840千円 (直接経費: 25,700千円、間接経費: 4,140千円)
2002年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2001年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2000年度: 11,900千円 (直接経費: 11,900千円)
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キーワード | ステント / エキシマレーザー / 微細加工 / エキシマ・レーザ / 光加工 |
研究概要 |
本研究で開発したstentは、従来の血管拡張機能に加えて、生体の組織圧を軽減し、且つ生物学的に血栓形成内膜肥厚を抑止する技術か重畳して組み込まれている。具体的には、 (I)ステント部分1)骨格基材:従来の素材であったステンレス鋼にかわって金.2)加工技術金ステントは電鋳(金メッキ浴から電気メッキ)法によって作製.3)形状設計金ステントのパターニングは感光性樹脂を用いて光リソグラフイ技術.4)DDS機能チオール化ヘパリンの固定と空気酸化によるゲル層形成. (II)グラフト部分1)グラフト:エキシマ・レーザで微細孔をあけた多孔化セグメント化ポリウレタン・エラストマー薄膜の作製2)DDS機能ヘパリン等を含む光反応性人工細胞外マトリックスによるゲル層固定化および光造形法による微細立体構造 以上の要素材料・技術をアッセンブルしてデパイス(Gold Sient及びCovered Gold Stent)を作製して、人工的に動脈硬化モデルを作製した生体(ブタ冠動脈、ウサギ頚動脈)にて検証する。DDS機能として、血液接触面にはヘパリン徐放化を、組織接触面には平滑筋細胞の増殖を抑制する薬剤および遺伝子(Naked plasmid or Adenovirus vectorを用いる)を組み込んだstentを開発でき、目的を達成した。
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