研究課題/領域番号 |
12371002
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化人類学(含民族学・民俗学)
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
荻原 真子 (荻原 眞子) 千葉大学, 文学部, 教授 (00129074)
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研究分担者 |
出利葉 浩司 北海道開拓記念館, 展示課長 (40142088)
佐々木 利和 東京国立博物館, 資料部, 資料第二室長 (80132702)
吉田 睦 千葉大学, 文学部, 助教授 (00312926)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
16,220千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 1,620千円)
2001年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2000年度: 9,200千円 (直接経費: 9,200千円)
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キーワード | ロシア・アイヌ資料 / オムスク工芸美術館 / サハリン州郷土博物館 / ハバロフスク郷土博物館 / ウラジオストク / アルセーニエフ郷土博物館 / ロシア民族学博物館 / ロシア科学アカデミー人類学民族博物館 / ユジュノ・サハリンスク / ハバロフスク / 郷土博物館 / ロシアのアイヌ資料 / ハバロフスク民俗博物館 / アルセーニエフ博物館 / アイヌ絵 / 資料目録 |
研究概要 |
1)現地調査:昨年度は西シベリアのオムスク工芸美術館、極東のユジュノ.サハリンスク、ハバロフスク、ウラジオストクに所在する各郷土博物館においてアイヌ資料の調査を行ったが、本年度は8月にサハリン州郷土博物館において残余の資料調査を継続完了した。 これによって、2年計画の調査実施が終了するとともに、1995年来のロシアの博物館所蔵アイヌ資料の悉皆調査を終えたことになる。 2)オムスク工芸美術館では平沢屏山画の「アイヌ絵」12点を確認したが、これは従来全く知られていなかった資料で、一大発見であった。アイヌ民族資料は、ハバロフスク郷土博物館に15件、24点、「アルセーニエフ郷土博物館」に65件、71点、「サハリン州郷土博物館」に462点の所蔵があり、これを逐一調査記録した。 3)研究成果報告書においてはこの2年間におこなった調査研究の成果だけに限定せずに、1995年以来3次にわたって継続してきたロシアにおけるアイヌ資料調査について、研究調査の経緯とその成果を網羅した。すなわち、サンクト・ペテルブルグの「ロシア科学アカデミー人類学民族博物館」(MAE)、「ロシア民族学博物館」(REM)、オムスク市の「オムスク造形美術館」、ハバロフスク市の「ハバロフスク郷土博物館」、ウラジオストク市の「アルセーニエフ郷土博物館」およびユジュノ・サハリンスク市の「サハリン州郷土博物館」の6館所蔵のアイヌ民族資料のリストを掲載した。 4)5都市6博物館で調査したアイヌ民族資料はおおよそ4.500点余である。
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