研究課題/領域番号 |
12410063
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 武蔵大学 |
研究代表者 |
白水 繁彦 武蔵大学, 社会学部, 教授 (10162778)
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研究分担者 |
ペク ソンス (ベク ソンス) 神田外語大学, 国際コミュニケーション学科, 専任講師 (30337745)
白水 寛子 十文字学園女子大学, 社会情報学部, 助教授 (60327111)
水越 伸 東京大学, 情報学環・社会情報研究所, 助教授 (60219623)
奥山 正司 東京経済大学, 現代法学部, 教授 (50073036)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
2002年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2001年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2000年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | エスニシティ / エンターテイメント / エスニック・メディア / 在日外国人 / 多文化主義 / レイシズム / イノベーションの普及 / メディアリテラシー / エスニック・グループ / エスニック・エンターティナー / サブカルチュア / 越境 / アイデンティティ / 日系人 / エスニック / エンターテイナー / ディアスポラ / アィデンティティ |
研究概要 |
本研究での成果は大きく分けて二つある。 1.「外国人」、いわゆるニューカマーのエスニック・マイノリティたちの、エンターテイメントにかかわる文化の生成の過程のいくつかを明らかにした。 (1)出自国の動きと連動するような、エスニック・リーダーたちの適応戦略に基づいた活動の解明。この場合は、エンターテイメントといえども、多くが非営利的で、ボランティアの支持によって可能になるパフォーマンスが少なくない。いまひとつは、エンターテイメントのパフォーマーやプロモーター、エスニック・メディアの関係者がビジネスとして行う活動である。 (2)オールドタイマーの子孫たちのエンターテイメント創造の動きの解明。圧倒的な主流社会の文化のなかで育った民族的マイノリティの若者たちの、自らの文化、かれら自身からみれば「われわれ」の文化生成の実態を明らかにした。 (3)日本産のパフォーミング・アートである舞踏の海外普及の実態を明らかにすべくハワイ、北米でフィールドワークを実施した。 2.東アジアにおけるメディアコンテンツの生産と流通の問題を、グローバリゼーションという、脱領域的な活動を追うことで検討した。コンテンツの生産と流通を支えるセクターのひとつであるメディア従事者たちの「価値観」についてもフィールドワークによって解明した。
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