研究課題/領域番号 |
12410088
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
有光 友學 (有光 友学) 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (80018019)
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研究分担者 |
井原 今朝男 (井原 今朝雄) 国立歴史民俗博物館, 歴史研究部, 教授 (20311136)
市村 高男 高知大学, 教育学部, 教授 (80294817)
秋山 伸隆 広島女子大学, 国際文化学部, 教授 (60142337)
仁木 宏 大阪市立大学, 文学部, 助教授 (90222182)
川岡 勉 愛媛大学, 教育学部, 教授 (90186057)
森田 恭二 帝塚山大学, 人間文化学部, 教授 (20230120)
綿貫 友子 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (40314447)
宮島 敦子(鈴木 敦子) (鈴木 敦子 / 宮島 敦子) 佐賀大学, 文化教育学部, 教授 (80146109)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
14,000千円 (直接経費: 14,000千円)
2003年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2002年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2001年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2000年度: 6,900千円 (直接経費: 6,900千円)
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キーワード | 戦国大名 / 印章 / 印判状 / 印章台帳 / 印章目録 / 印半上目録 / 印判状目録 / 朱印状 / 判物 / 戦国時代 / 惣印 / 百姓印 / 奉者 / 百性印 / 戦国期 / 印文 |
研究概要 |
私達は、戦国期に大名や領主、奉行人などが発給した文書の内、印が捺されて出された印判状に注目して、そこに捺されている印章の印影・印文・大きさ・色などを調査して印章台帳及び印章目録を作成した。本来は、全ての地域・領国にわたって調査し、収集する予定であったが、研究期間内には調査、収集することが出来なかった地域・領国も存在するが、集成した結果は、戦国期に使われていた印章は350点以上判明した。その内訳は、次の通りである。 伊達氏関係38点 関東地方非北条氏系領主関係81点 上杉氏関係31点 武田氏関係77点 今川氏関係29点 徳川氏関係36点 畿内近国地方10点 四国地方15点 九州地方23点 これまで知られていた点数(『国史大辞典』収載の戦国期印章点数)と比較すると約2.5倍の数である。こうした成果は今後の戦国期研究の基盤を拡充したといえる。 これら印章の個々の特色についてや印判状の機能・役割について、先行研究でも一定の意味付けがなされているが、おそらく今回の集成結果によって根本的に見直さなければならないのではないかと考える。そのことは報告書に掲載した研究報告9本の論文にも既に示されているところである。
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