研究課題/領域番号 |
12410132
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文学一般(含文学論・比較文学)・西洋古典
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
野田 研一 立教大学, 観光学部, 教授 (60145969)
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研究分担者 |
結城 正美 豊橋技術科学大学, 語学センター, 講師 (50303699)
山里 勝己 琉球大学, 法文学部, 教授 (80101450)
高田 賢一 青山学院大学, 文学部, 教授 (20008048)
生田 省吾 (生田 省悟) 金沢大学, 法学部, 教授 (80060234)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
2002年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2001年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
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キーワード | ネイチャーライティング / ナチュラルヒストリー / 博物学 / 博物誌 / 自然 / 環境 / 認識論 / ロマン主義 |
研究概要 |
基本課題:ネイチャーライティング研究へのアプローチを、博物学/博物誌からネイチャーライティングへ/From Natural History(NH)to Nature Writing(NW)という視点設定を基点として進めた。 1.自然をめぐる言説が歴史的に「NHからNWへ」という方向で推移したと想定し、その経緯を記述論、ジャンル論、語り手の問題、対象の変化、そして認識論・感覚論の変容などを軸として検討した。 2.19世紀のロマン主義から、20世紀型の環境中心主義への思想的転換を歴史的に把握する作業を進めた。 3.自然記述様式論、子どもと自然、生態地域主義と場所の感覚、里山とパストラリズム、サウンドスケープと言語という主題で、それぞれ研究を進めた。 4.NHとNWの差異を歴史的…明示的に提示し、20世紀及び現在をNWの時代として定位可能とすべく理論的研究を進めた。 研究発表:アメリカ合衆国ネヴァダ大学において、【International Symposium on Literature and Environment】を主催(2002年8月)し、研究発表を行った。 今後の展開: 1.ジャンル論としても文学理論としても輸入品の域を出なかった諸要素を真に日本における文学ジャンル、文学研究の方法論として定着させる。 2.ネイチャーライティングあるいは環境文学の日本的な展開,特性を確定するために、近代を中心とした歴史的系譜化、文学史的把握。整理が早急に必要である。
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