研究課題/領域番号 |
12430001
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済理論
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大村 泉 東北大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (50137395)
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研究分担者 |
八柳 良次郎 静岡大学, 情報学部, 教授 (20166531)
宮川 彰 東京都立大学, 経済学部, 教授 (20128581)
柴田 信也 東北大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (80006840)
大野 節夫 同志社大学, 経済学部, 教授 (00066292)
市原 健志 中央大学, 商学部, 教授 (80055227)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
2002年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2001年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2000年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | 新MEGA / 資本論 / IMES / BBAW / 『資本論』第2部 / 『資本論』第2部編集原稿 / マルクス / エンゲルス / 『資本論』 / 国際マルクス / エンゲルス財団 / エンゲルス『資本論』第2部編集原稿 / マルクス草稿 / 新MEGA第II部『資本論』および準備労作 / 新MEGA第II部第12巻 / ロシア国立社会=政治史アルヒーフ / 新MEGA第II部 / エンゲルス編集原稿 / マルクス『資本論』草稿 / 採用箇所一覧 / 乖離一覧 / 稿内異文 |
研究概要 |
本研究の課題は、国際マルクス/エンゲルス財団(IMES、本部:アムステルダム社会史国際研究所)およびベルリン=ブランデンブルク科学アカデミー(BBAW)との密接な協力の下に、エンゲルスがマルクスの諸種の原草稿から、『資本論』第2部「資本の流通過程」の編集原稿(Engelssches Redaktionsmmanuskript des zweiten Buchs des "Kapitals",1884-1885,約800ページ<オリジナルページ数>)を完成する過程を解明することである。本研究で予定している主たる研究成果は(1)エンゲルス『資本論』第2部編集原稿の完壁なテキスト、(2)同原稿内部の異文一覧、(3)同原稿に採用されたマルクス草稿一覧、(4)同原稿のマルクス草稿からの乖離一覧、(5)同原稿の成立と伝承記録、事項注解、(6)諸索引、である。この研究成果の核心部分は最終的には新MEGA(Zweite Marx/Engels Gesamtausugabe,新『マルクス/エンゲルス全集』全114巻)第II部「『資本論』および準備労作」第12巻としてIMESから公刊される。 平成12-14年の研究期間における上記諸課題の達成状況は次の通りである。(1)(2)は完成原稿をネーティブチェックに委ね、(3)(4)(5)では第一次草案を完成した。これらの詳細は平成14年11月末に開催された国際MEGA^2コロキウムで詳細に報告され、BBAWから参加したドイツ人専門家から非常に高い評価を受けた(大村ほか7名の「日本人研究者によるMEGA^2編集」、参照)。 なお、本研究は、平成12年度から平成15年度の4年間の予定で、基盤研究(B)(1)として採択されていたが、研究の連続性と効率化をはかるために「研究計画最終年度前年度の申請」として新規申請し、平成15年度に基盤研究(A)(1)(「IT活用による『資本論』第2部成立過程の全容解明と関連刊本・草稿のデータベース化」(課題番号15203009)研究代表者 東北大学大学院経済学研究科・教授 大村 泉)として採択されたことにより、本基盤研究(B)(1)としては、平成12年度から平成14年度の3年間の研究成果としてこの成果報告書をまとめるに至った。
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