研究課題/領域番号 |
12430010
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策(含経済事情)
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
戸田 常一 広島大学, 経済学部, 教授 (20109028)
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研究分担者 |
川崎 信文 広島大学, 法学部, 教授 (60152948)
瀧 敦弘 広島大学, 経済学部, 教授 (40216809)
渡辺 展男 広島大学, 経済学部, 助教授 (80191782)
金原 達夫 広島大学, 大学院・国際協力研究科, 教授 (20099097)
馬場 榮一 広島大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30274129)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
2001年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2000年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
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キーワード | 大学の地域研究機関 / 社会貢献 / 文理融合 / 産官学連携 / 地域研究 / 地域経済研究 / 大学地域経済研究機関 |
研究概要 |
本調査研究は、国内と国外の大学の中に設置されている地域研究機関(以下では「大学・地域研究機関」と表す)を対象として、それらの活動実態を明らかにし、それによってわが国における大学・地域研究機関が、大学の社会貢献のために果たすべき役割と課題を明らかにすることにある。本調査研究は、平成10年度に実施した調査(萌芽的研究)の成果を踏まえ、次の2点を新たなねらいとしている。 (1)国内の大学・地域研究機関の調査とともに、欧米とアジアを中心とした国外における特徴的な大学・地域研究機関を比較対照として調査し、それによりわが国の大学・地域研究機関の役割と課題を検討する。 (2)人文・社会科学系の研究者が中心である地域研究機関だけでなく、国立大学の共同研究センターに代表される理工系の地域研究機関を共に調査し、相互の比較とともに、文理融合の可能性を探ることとする。 調査の方法としては、国内の大学・研究機関に対しては、郵送によるアンケート調査と一部で訪問によるヒヤリング調査を実施した。また、国外の大学・研究機関に対しては、国や地域、研究分野によって多様であるという上記の萌芽的研究において得られた知見を踏まえ、訪問によるヒヤリング調査を原則として詳細かつ具体的な情報を得ることに務めた。なお、国外におけるヒヤリング調査においてもアンケート調査の枠組みは準用した。調査項目は次の7つの大項目に分けることができる。 (1)設立の経緯、(2)活動方針と研究課題、(3)組織と予算、(4)研究機関の役割(5)地域社会との連携、(6)サポート体制、(7)地域連携上の課題 成果報告書は3部に分けて構成している。第1部は、本調査研究の「総論」に相当し、国内と国外における大学・研究機関の活動概要と連携実態をまとめている。これらは、各研究機関に対するアンケート調査とヒヤリング調査、及び調査の際に収集した資料をもとに執筆されている。 第2部は、「各論」であり、本調査の遂行の中で各研究分担者がテーマとした内容に基づいて執筆した論稿をまとめたものである。全体としてはオムニバス的な構成になっている。 第3部は、本調査研究において実施したアンケート調査の原票や、アンケート調査やヒヤリング調査の詳細結果を関連資料としてまとめたものである。この中で、ヒヤリング調査の結果については、調査で得られた生の情報をできる限り、そのまま掲載している。
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