配分額 *注記 |
8,500千円 (直接経費: 8,500千円)
2003年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2002年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2001年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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研究概要 |
研究成果としては,以下の問題解決に対する考え方,提言,および構想を得た。いずれも宇宙開発事業におけるリスクマネジメントのシステム構築に関する課題解決に対する方策を明らかにしたものである。 1.宇宙開発・利用事業におけるリスクマネジメントの概念と体系を明確化。 2.宇宙商業化のリスク処理基盤を確立するため,国際宇宙損害補償基金,国際宇宙開発銀行,国際宇宙開発輸送機関を設立する構想提言。 3.わが国において,宇宙商業化を促進するための宇宙産業クラスター形成の構想を提言。(国家的戦略として提案) 4.宇宙輸送システムの新たな展開能力を確保するため,国内における適切な打上げ施設整備の要件を明確化。(最適候補地の提案)。 5.宇宙開発体制に潜む組織の問題および設計段階で予見できなかったリスクを打上げ以前に取り除くことを可能にするシステムの開発を検討。 6.準天頂衛星システムなど,安全保障や危機管理における衛星を利用した測位システムの運用体制整備について検討。(継続的課題)。
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