研究課題/領域番号 |
12430024
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
木嶋 恭一 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (10134826)
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研究分担者 |
松村 良平 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (60302973)
猪原 健弘 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (80293075)
渡辺 千仭 (渡辺 千仞) 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (60220901)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
11,100千円 (直接経費: 11,100千円)
2002年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2001年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2000年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
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キーワード | バーチャル知識ネットワーク / インターネット / 事業創出 / ハイパーゲーム / シミュレーション / ベンチャー企業 / 相互支援 / 仮想的ネットワーク組織 / アクションリサーチ |
研究概要 |
本研究は、事業創出のためのバーチャル知識ネットワークによる相互経験の補完と触発のメカニズムの解明とその効率的な活用の方策を明らかにすることを目的とした。ここで、事業創出をめざす知識ネットワークとは、ベンチャー企業家らが参加して相互支援を行う企業家ネットワークだけでなく、学生・市民ネットワーク、大学・研究所・地域ネットワーク、共同受注ネットワークなどを含む重層的で包括的なネットワークを意味する。 初年度(平成12年度)には、事業創出を目指す知識ネットワークに対して「バーチャル」を切り口に包括的・重層的接近を行い、理論的仮説の構築とその実証の準備をおこなった。具体的には、キックオフ討論と位置づけた海外共同研究者を交えたシンポジウムを実施した。 第2年度(平成13年度)は、事業創出に関連する様々な知識ネットワークの機能に対するインターネット(バーチャルネットワーク)の効用と限界、その強み弱みを明らかにした。そのために、方法論的には、統計解析・システムダイナミクス等の既存の方法論だけでなく、ハイパー・ゲーミングシミュレーションなどの手法も用いた。 最終年度(平成14年度)では、その最終的な目標である「新規事業創出を支援するバーチャル知識ネットワークを有効に機能させるためにどのようにすべきか」という命題に対し重層的にアプローチし、当初の目的を達成する形でその成果を取り纏めた。 これらの研究成果は、学術雑誌・学会発表・シンポジウム等に公表した。
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