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大強度衝突型加速器実験用シリコン・ストリップ検出器用信号読み出しLSIの開発

研究課題

研究課題/領域番号 12440059
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関東京大学

研究代表者

田島 宏康  東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助手 (80222107)

研究分担者 田中 真伸  高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教授 (00222117)
研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
9,400千円 (直接経費: 9,400千円)
2001年度: 6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
2000年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
キーワードシリコンストリップ検出器 / 半導体検出器 / 放射線損傷 / 低雑音エレクトロニクス / 重いフレーバーの物理 / CP非保存 / 宇宙物理学 / データ収集システム / 素粒子 / CP violation / B中間子 / 高エネルギー物理 / 小林・益川理論 / シリコン検出器
研究概要

本研究は、シリコン検出器用信号読み出しVLSIの放射線耐性の向上、トリガー機能を持たせること、暗電流補償回路を実現することを目的とする。本年度は、前年度設計したVLSI回路に基づき、試作品を製作しその性能を検証した。今回の試作品では、トリガー回路導入に伴って複雑化した回路の検証を重点に置いた。
最初に、トリガー回路導入に伴い、バイアス電圧・電流生成回路を内蔵することによる影響を検証した。これは、トリガー回路関係の信号用パッドの増加に伴い、信号パッドの数が増えすぎたため、今まで外部からバイアス電圧・電流を供給してきたパッドを省略できるようにするための措置であった。試作品において、バイアス電圧・電流がほぼ設計通り生成されていることを確認した。若干のずれが見られるので、最終設計では、それを考慮した設計変更を行う。
次に、トリガー回路自身の性能を測定し、これもほぼ設計通りの性能を達成していることを確認した。ただし負の信号に対して、トリガーできる信号の範囲がずれていることが判明したので、その原因をシミュレーションによって特定した。現在、その修正方法をシミュレーションによって検討している。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] M.Yokoyama, 他: "Radiation-hardness of VA1 with Sub-micron Process Technology"IEEE Transaction on Nuclear Science. 48巻・3号. 440-443 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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