研究課題/領域番号 |
12440072
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
中村 健蔵 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (10011735)
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研究分担者 |
小林 隆 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教授 (70291317)
作田 誠 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教授 (40178596)
森 義治 高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 教授 (30124176)
久野 良孝 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (30170020)
石田 卓 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助手 (70290856)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
15,100千円 (直接経費: 15,100千円)
2002年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
2001年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
2000年度: 5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
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キーワード | ニュートリノ / ニュートリノ振動 / 長基線ニュートリノ振動 / ニュートリノファクトリー / 加速器ニュートリノ実験 |
研究概要 |
この研究では、(1)世界に先駆けて開始されたつくば・神岡間250kmのK2K長基線ニユートリノ振動実験、(2)東海村に建設中のJHF(大強度陽子加速器)を用いる次期長基線ニュートリノ振動実験の検討・立案、(3)将来の強力なニュートリノ源として有力視されているニュートリノファクトリーに関して、我が国での実現方策の調査検討を行った。 (1)については、最終的な目標(10^<20>個の陽子をニュートリノ生成標的に照射)の約半分のデータを既に発表した。その結果は、スーパーカミオカンデが大気ニュートリノの観測で得たν_μ→ν_τ、振動と良く一致し、単なる統計的変動でこのように見える確率は1%以下である。今後、平成16年度末までに実験の最終的目標に到達する予定である。 (2)については、JHF大強度陽子加速器を用いる、東海から神岡への距離295kmの次期ニュートリノ振動実験計画の検討・立案を行い、国際共同実験チーム(12ヶ国から150名)からのLetter of Intentとして提出した。このLOIは、JHFでの初期の実験提案を審査する委員会で既に審査され、物理の意義が高く評価され、早期推進の勧告を得ている。 (3)については、日本独自のニュートリノファクトリー構想として、FFAG(Fixed-Field Alternating Gradient)加速器とミューオン蓄積リングに基づく方式を提案し、世界の注目を集めた。この方式の詳細な検討報告書を発表するとともに、現在150MeVのFFAGの開発研究が進められている。将来JHFの大強度陽子加速器をミューオン源としてこの構想を実現するべく、上記委員会にLOIを提出した。
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