研究課題/領域番号 |
12440073
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
|
研究機関 | 高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
山内 正則 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (20174584)
|
研究分担者 |
生出 勝宣 高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 教授 (50150008)
岡田 安弘 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (20212334)
羽澄 昌史 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教授 (20263197)
栗本 猛 富山大学, 理学部, 助教授 (10195563)
日笠 健一 東北大学, 理学部, 教授 (20208739)
田島 弘康 東京大学, 理学部, 助手 (80222107)
|
研究期間 (年度) |
2000 – 2002
|
研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
|
配分額 *注記 |
8,200千円 (直接経費: 8,200千円)
2002年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2001年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
|
キーワード | CP対称性 / 超対称性 / B中間子 / 電子陽電子衝突 / ルミノシティー / FCNC / Bファクトリー / 粒子測定器 / KEKB / Belle / CPの破れ / 衝突型加速器 / フレーバー物理 / CP非対称性 |
研究概要 |
本研究計画の結果、Bファクトリーのルミノシティを増強することによって超対称性などの新しい物理の探索が行いうることが明らかになった。また、理論的予言について実験でどのような感度があるかを明らかにするためのシミュレーションによる研究も行った結果、B→Dτν崩壊における荷電ヒッグス探索を5000fb^<-1>で行った場合に期待される感度はLHC実験の100fb^<-1>に匹敵することが判った。また、BのFCNC崩壊、β→K^*μμの前後方非対称性に期待されるSUSY粒子の寄与を実験精度と比較した結果、3000fb^<-1>でSUSYの寄与が見られる可能生があることも判った。また加速器に関するの研究の結果、大電流の蓄積型加速器を実現する上で最も基本的な困難を解決する方法が概明らかにされた。さらにKEKBの経験とこれまでの検討の結果、より高い電流を蓄積できる余地が見いだされ、10^<35>を大きく超えるルミノシティについても十分可能性があることが明らかになりつつある。測定器に関する研究の結果、10^<35>を越えるルミノシティで十分な精度を持つ実験を行うために必要な研究開発項目が明らかになった。
|