研究課題/領域番号 |
12440213
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
遺伝
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研究機関 | 岡崎国立共同研究機構 |
研究代表者 |
飯田 滋 岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 教授 (30012777)
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研究分担者 |
星野 敦 岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 助手 (80312205)
寺田 理枝 岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 助手 (30137799)
稲垣 善茂 岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 助手 (50280764)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
15,400千円 (直接経費: 15,400千円)
2001年度: 5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
2000年度: 9,500千円 (直接経費: 9,500千円)
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キーワード | アサガオ / イネ / 易変性変異 / トランスポゾン / ゲノム動態 / 組換え / 遺伝子発現制御 / DNA再編成 / マルバアサガオ / 相同組換え / ジーンサイレンシング |
研究概要 |
江戸時代に多くの自然突然変異体が分離され、園芸化されたアサガオの変異は、En/Spm系のTpn1ファミリーと名付けた一群の非自律性トランスポゾンの関与する変異で、それ故多くの易変性(mutable)変異が分離され、さらに、白色地に有色の絞り模様の花を咲かせる劣性の易変性変異の絞り模様の激しさは、対応する自律性因子の活性に支配され、中には一見安定な白色花を咲かせる変異体もあることが明らかになってきた。事実、白色花変異体の多くはTpn1類縁の非自律性因子の挿入変異体であり、紫色地に青色の絞り花を咲かせる易変性「紫」変異もTpn1類縁の非自律性因子による挿入変異であった。また、Purple遺伝子は液胞pHを上げて花を青色化させるNa^+/H^+交換輸送体の遺伝子であった。マルバアサガオの易変性「条斑」(flaked)変異に関わる色素生合成系のCHS-D遺伝子内に挿入されていたAc/Ds系の転移調節因子Tip100の自律性因子としての挙動をトランスジェニックタバコ植物内で詳細に検討した。さらに、白色花マルバアサガオのCHS-D遺伝子にTip100による欠失などのゲノム再編成が起きた変異が幾つもあることも見出した。イネにおける遺伝子ターゲティングのために、既に確立した高頻度形質転換法をさらに改良し、効率良い相同組換体の分離のための諸条件を検討した。さらに、これらの成果を基にイネのWaxy遺伝子をターゲティングしたと考えられるトランスジェニックイネの作出に成功し、改変したWaxy遺伝子の詳細な構造を解析中である。
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