研究課題/領域番号 |
12450230
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築環境・設備
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
繪内 正道 (絵内 正道) 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00001991)
|
研究分担者 |
森 太郎 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助手 (70312387)
羽山 広文 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (80301935)
|
研究期間 (年度) |
2000 – 2002
|
研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
|
配分額 *注記 |
16,500千円 (直接経費: 16,500千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2000年度: 14,700千円 (直接経費: 14,700千円)
|
キーワード | 冷却流水面 / 蒸発 / 凝縮 / 熱伝達 / 物質伝達 / 可視化法(PIV) / 冷却流下水面 / 光幕 |
研究概要 |
1.開放冷却水面による温熱環境改善効果の把握 開放冷却水面が計画設置される屋内オープンスペースの解析対象事例として地下街を選択し、数値計算から水温制御の効果を検討した。 (1)水循環系、空気循環系および建築空間系の統合化が可能になった。 (2)冷却流水面における物質平衡、熱平衡のモデル化を可能にした。 (3)水温制御により、日中(営業時間帯)の相対湿度低下(5%)を確認した。 (4)冷却流水面を設けることで、始業時の空調負荷を軽減できることを明らかにした。 2.模型実験による流水面周辺の気流性状の把握 実大模型実験により冷却流水面近傍に於ける冷気積層の維持形成と気流速の関係を検討し、冷却流水面上の熱及び物質伝達に関わる性状把握を行った。 (1)放射カメラを用いて、冷却流水面上の温度分布を測定し、流水面上流、中流、下流域の特性を明らかにした。 (2)滝壷中央において、コンターの間隔が狭まっていることが観察され、湿り空気の持つ水蒸気分圧が気液界面における分圧よりも高くなっていることが確認できた。 (3)水辺周辺では、池中心部の最下層域において、水の流れ方向に直行する方向の乱流強度が大きくなっていることが確認された。
|