研究課題/領域番号 |
12450381
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子構造物性(含繊維)
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
北野 博巳 富山大学, 工学部, 教授 (40115829)
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研究分担者 |
伊藤 研策 富山大学, 工学部, 助教授 (10192494)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
14,900千円 (直接経費: 14,900千円)
2001年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2000年度: 11,400千円 (直接経費: 11,400千円)
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キーワード | 赤外分光法 / 偏光ラマン分光法 / 全反射分光法 / 水の構造 / 固-液界面 / 生体適合性高分子 / ラマン分光法 / 水素結合 / 水 / ツヴィッター型 / 水溶液 / 高分子電解質 |
研究概要 |
全反射吸収赤外分光法を用いて、種々の高分子薄膜中の水の動態について検討した。特に、水のO-H伸縮振動バンドに注目し、解析を行った。生体適合性の高い薄膜中においては、水のO-H伸縮振動バンドは、バルク水のものときわめて似通った波形を示した。この結果は、生体適合性の発現が、水の構造に密接に関係していることを示唆するものであり、さらに、水の構造を破壊しにくい材料ほど、生体適合性が高いことを示すものと考えられる。 また、生体適合性の高いことが知られている双性イオン側鎖を有する水溶性高分子の水の構造に及ぼす影響について、偏光ラマン分光法を用いて検討した。結果として、双性イオン側鎖を有する高分子は、水の構造破壊の程度を示すN値(大きいものほど水の構造破壊の程度が大きい)が、相対的に小さいことが分かった。この結果も、先の赤外分光法による検討結果と一致する。 上述したように、生体適合性材料は、水の構造を破壊しにくいことが示唆されたが、いずれもバルクの情報に基づくものである。そこで、同サンプルにおける界面の水のみを検討するために、全反射ラマン分光光度計を製作し、種々の高分子界面における水の動態について検討した。
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