研究課題/領域番号 |
12460037
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用微生物学・応用生物化学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
山根 國男 筑波大学, 生物科学系, 教授 (20013336)
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研究分担者 |
中村 幸治 筑波大学, 生物科学系, 助教授 (40212097)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
10,700千円 (直接経費: 10,700千円)
2003年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2002年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2001年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2000年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | 枯草菌 / タンパク質分泌装置 / SRP / SecA / 膜タンパク質 / プロテオーム / タンパク質分泌機構 / on membrane digestion法 / PVDFメンフレン / MARDI-TOF MS / 分泌タンパク質 / タンパク質の局在化 / ネットワーク / シグナルペプチド |
研究概要 |
枯草菌における菌体外蛋白質の分泌機構と膜蛋白質の識別・輸送・局在化機構を解析し、細胞内におけるこれら機構の相互作用・ネットワークを明らかにするために以下の研究を行った。 (1)枯草菌蛋白質分泌系で作用するSRPの構成成分と機能分担について: ヒトSRPの構成成分であるSRP 7S RNAとSRP54蛋白質の枯草菌相同物質としてscRNAおよびFfhを明らかにし、さらにSRP 7S RNAのAluドメインにあたるscRNAドメインIに結合する蛋白質としてヒストン様蛋白質Hbsuを明らかにした。これらの各成分に変異を導入して、前駆体蛋白質の認識・結合への影響を解析し、SRP構成成分の機能の分担を解析した。 (2)SRP受容体FtsYとSRPの蛋白質因子のFthとの相互作用の解析: FtsYは哺乳類細胞におけるSRP受容体SRαサブユニットの相同因子として見出された。FtsYは蛋白質分泌系で中心的な役割をするSecAとは相互作用できないがFthとは相互作用できることを明らかにした。さらにFthはFtsYが存在しない時は細胞膜に存在するがFtsYを加えると膜から細胞質中に遊離した。これらのことから蛋白質分泌系におけるFtsYの役割を解析した。 (3)枯草菌細胞膜を構成する蛋白質とネットワークの解析: 枯草菌ではゲノム解析の結果推定された4100種類の遺伝子産物のうちの30%以上に当たる約1400種類が膜蛋白質と推定された。実際に細胞膜を調整し、二次元ゲル電気泳動で分離し、MALDITOF MSによって細胞膜蛋白質成分約637種類を同定し、蛋白質分泌機構との関係をSecA条件欠損株を利用して解析し、蛋白質局在化ネットワークを解析した。
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