研究課題/領域番号 |
12460101
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業経済学
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研究機関 | 酪農学園大学 |
研究代表者 |
柳村 俊介 酪農学園大学, 酪農学部, 教授 (80183979)
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研究分担者 |
淡路 和則 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 助教授 (90201904)
岩元 泉 鹿児島大学, 農学部, 教授 (10193773)
玉 真之介 岩手大学, 大学院・連合農学研究科, 教授 (20183072)
安藤 光義 茨城大学, 農学部, 助教授 (40261747)
斎藤 潔 宇都宮大学, 農学部, 助教授 (80202076)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
13,800千円 (直接経費: 13,800千円)
2002年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
2001年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
2000年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
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キーワード | 農業経営 / 経営継承 / 後継者問題 / 家族形態 / 企業形態 / 相続 / 農地制度 / 経営者能力 / 後継者 |
研究概要 |
本研究は、英国・プリマス大学のエリントン教授と米国・アイオワ州立大学のエクステンションのベーカー弁護士からの共同研究の呼びかけに応え、日本側の研究者を組織して取り組んだものである。ベーカーは、エリントンが欧米数カ国で先駆的に実施した農業経営継承に関するアンケート調査をアイオワ州において実施、逐次全米規模の調査研究にひろげていく計画であった。両者の提案は、この調査研究をさらに国際的共同研究(FARMTRANSFERSプロジェクト)発展させるものであり、すでに米国バージニア州、ドイツのキール大学が同様のサーベイを実施、スイス・ポーランドなどでも実施が検討されている。 本研究はこうした国際共同研究の一環として次のような内容に取り組んだ。 第1に、農業経営継承に関する全国的な実態調査であり、主要農業地帯(全国16地域)において大量のアンケート調査(有効回答数5,006)を行った。調査の設計においては、国際比較が可能になるように、エリントンらが欧米各国で用いた設問を盛りこんだ。 第2に、海外共同研究者とともに、このアンケート調査結果をめぐる検討と補足的な調査研究を実施することによって国際的な比較研究を行った。具体的には、日本・英国・米国において集約的なセミナーと実態調査を実施し、農業経営の動向、農地制度、農場家族問題などの関連領域をカバーしながら研究の深化をはかった。 第3に、以上のような国内外での調査研究を通じて、我が国における農業経営方式の特質と将来方向に関する総合的な研究をすすめた。研究代表者および研究分担者は、全国の主要農業地域各地をフィールドとする中堅研究者である。これまで個別的に進められてきた農業経営継承に関する研究を総合化することも、本研究の目的の1つであった。
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