研究課題/領域番号 |
12470135
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 福井医科大学 |
研究代表者 |
石崎 武志 福井医科大学, 医学部, 教授 (80151364)
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研究分担者 |
飴嶋 慎吾 (飴島 慎吾) 福井医科大学, 医学部附属病院, 講師 (60262614)
松川 茂 福井医科大学, 医学部, 助教授 (00092809)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
11,200千円 (直接経費: 11,200千円)
2002年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2001年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2000年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
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キーワード | ロイコトキシン / エポキシド / リノール酸 / cell-cycle / Cyclin-dependent kinase / cyclin dependent kinase inhibitor / cell cycle / P16 INK4a / senescence / ディオール / cyclin dependent kinase / セルサイクル |
研究概要 |
リノール酸を加水分解し、HPLCを用いてロイコトキシン(Lx)代謝物を分離精製後実験に供した。 1)各種リノール酸代謝物によるcell viability効果 肺動脈血管内皮細胞(HPEAC)にリノール酸代謝物を加えるとリノール酸>Lx>isoLxの順にcell viabilityは低下したが、Lx-diol, isoLx-diolにはその効果を認めなかった。 2)各種リノール酸代謝物による細胞DNA合成抑制効果 HPEACにリノール酸代謝物を加えると^3Hチミジン取り込み能抑制効果はLx>isoLx>Lx-diol>isoLx-diolの順に低下した。Propidium iodideによるFACscan分析でLxおよびisoLxがcell cycleをG1期で止める事も判明した。 3)各種リノール酸代謝物によるcyclin dependent kinase(CDK)inhibitorの活性化 Lx投与下Atlas human 1.2 arrayを用いてCDK inhibitorの活性化の有無を検討すると、INKfamilyのp19、p16およびCIP/KIPfamilyのp27のmRNA発現は増強した。さらに、p19、p21、p27の蛋白量も増加した。一方、Lx-diol,やisoLxはp21、p27の蛋白量を増加させた。Antisensep16INK4aS-oligoを前もって投与するとLxによるp16mRNAの発現量と蛋白量の増加は有意に抑制された。 以上、LxはHPEACの増殖抑制作用と細胞老化にも抑制的に働いていると考えられる。
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